ポール・マッカートニー、ノエル&リアム・ギャラガー兄弟の愛情について語る
2013.11.01 21:15
11月11日より「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」が始まるポール・マッカートニー。ロッキング・オン12月号には「アウト・ゼアー」ツアーの1万字ライヴ・レポートおよびポール・マッカートニーの最新インタヴューが掲載されている。
10月にリリースされた最新作『NEW』をはじめ、その作品に込められた過去に対する思いをフランクに語っているポールは身近の人間に愛を告白する難しさについて下記のように話している。
「『愛してる』ってただ口に出して言うことはできるけど、それを実際に言葉にして誰かに伝えるとなると、ものすごく難しいわけであってさ。普通はちょっと酒に酔ったぐらいのときのほうが言いやすいよね。“ヒア・トゥデイ(82年『タッグ・オブ・ウォー』収録)”なんかもそうで、あれはジョンに向けて書いた曲だけど、あの中の“(歌い出す)ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、アイ・ラヴ・ユー”ってパートなんか、ある意味、決定的な瞬間だよね。キース・リチャーズがミック・ジャガーに向かって『アイ・ラヴ・ユー』って言うようなもんだよ。いや、キースは実際ミックを愛してるんだろうけど、それを言葉に出して本人に伝えるかって言ったら、なかなかそうはいかないだろう。オアシスのギャラガー兄弟だって、お互いのことをそれなりに大切に想ってるだろうし、もしかしたら僕らが想像する以上に深い愛情で結ばれてるかもしれない。ただ、それを今すぐ言葉にして伝えることはまずないだろう」
ポール・マッカートニーの「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」は11月11日より京セラドーム(大阪)からスタート。新作『NEW』は絶賛発売中。
『ロッキング・オン』12月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/91296