ルー・リードの死因が肝臓疾患の再発であったことが明らかに

ルー・リードの死因が肝臓疾患の再発であったことが明らかに

10月27日に71歳で他界したルー・リードの死因が肝臓疾患の再発だったことが明らかになっている。ルーは今年の4月に肝臓移植手術を受けて成功したと伝えられていたが、この時の治療にあたったオハイオ州のクリーヴランド・クリニックのチャールズ・ミラー医師は、ルーが死の数日前までまた治療を受けていたことを明らかにしていると『ニューヨーク・タイムス』紙が伝えている。

肝臓移植手術を受けた後の今年の6月にミュージシャンでルーの妻でもあるローリー・アンダーソンはルーが順調に回復していることを明らかにしていたが、その一方で、手術から完全に回復することはないかもしれないとも語っていた。

しかし、ルーはフェイスブックにファンに向けて自分の回復は「現代医学の勝利」の賜物だとしていて、ライヴ活動への復帰を心待ちにしていると次のように綴っていた。
「俺自身が現代の薬学、医学、化学の勝利なんだよ。いまだかつてなく自分を大きく、強く感じるよ。それに任廣義老師のおかげで、これまで長年にわたって陳式太極拳や薬膳を励行して、俺は健康を維持することができた。この先もずっとみんなの心と精神とそして宇宙と繋がるためにもさらなる創作に励んでステージに立つことを心待ちにしているよ」

なお、ミラー医師は先週ルーがクリニックに戻っていたことを明らかにしていて、最終ステージにあった肝臓疾患に対して手を打つ術がなくなったことを知ると、ルーは自宅に帰宅することに決めたという。「全員でできることはすべてやったと同意しました」とミラー医師は語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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