メタリカのラーズ、スポティファイは大好きだし今のところうまくいっていると語る

メタリカのラーズ、スポティファイは大好きだし今のところうまくいっていると語る

9月27日に3Dライヴ映画『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』をアメリカで公開したメタリカだが、ラーズ・ウルリッヒはストリーミング・サーヴィスのスポティファイについて大好きだと『NME』の動画インタヴューで語っている。スポティファイは音楽の未来なのかと訊かれてラーズは次のように語っている。

「それが唯一の未来なのかっていうと、そんなに白黒はっきりしたものではないと思うけど。でも、俺には素晴らしい体験となっているし、ダニエル・エック(スポティファイの創業者)も素晴らしい人だからね。それと大概の場合、会社や体験のよしあしというのはそれに関わっている人たちによって左右されるわけで、それが俺の経験則であり、心情でもあるんだ。そういう意味でダニエルは素晴らしい男だし、素晴らしい魂の持ち主だから、今後10年後にどうなっているのかということとは無関係にスポティファイについては大好きだよ。でもね、10年後にこれが音楽の未来となっているのかどうかについては俺にはわからないし、そうだとも違うとも言えないけど、とりあえず現時点ではうまくいってると思うよ」

スポティファイについてはレディオヘッドのトム・ヨークとナイジェル・ゴドリッチが若いアーティストのためにならないとしてアトムズ・フォー・ピースやトムのソロ作品、そしてナイジェルのウルトライスタの作品をすべて7月にサーヴィスから引き上げたことで話題を呼んだ。

なお、メタリカはかつて90年代末にmp3などの音源ファイルを無料でやりとりできるとして一大ブームとなったファイル共有ソフト、ナップスターを著作権侵害で追及する急先鋒を務めた。当時のナップスターの中心人物でその後フェイスブックの旗揚げにも関わったショーン・パーカーは現在ではスポティファイの主要出資者としても知られている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする