コートニー・ラヴ、カート・コバーンの遺産について娘に嘘を教えたと弁護士を訴える

コートニー・ラヴ、カート・コバーンの遺産について娘に嘘を教えたと弁護士を訴える

コートニー・ラヴは、自身について詐称を繰り返してはカート・コバーンの遺産を略奪していたと自身の娘、フランシス・ビーンに吹聴したとして、カートの遺産管財の調査を請け負っていた弁護士を訴えていることが明らかになっている。

コートニーは今年の1月にもツイッターやインタヴューでこの弁護士、ロンダ・ホームズへの攻撃を繰り返し、ホームズが「金で買収された」、「口説かれた」などと発言を重ねて行ったため、ホームズから名誉棄損で訴えを起こされることになった。ホームズは元々コートニーの亡くなった夫カートの遺産から資金が不当に着服されていないかを調査するためコートニーに雇われていた。しかし、依頼から半年後にコートニーはホームズとその事務所との契約を解約し、自身のツイッターで「サンディエゴのロンダ・ホームズ弁護士が収賄を行っていたのがわかった時には正直衝撃を受けた」とツイートし、その後もホームズに対して「あの女は口説かれたんだ」、「蒸発して」連絡さえ寄越さないなどともツイートしていた。ホームズは2008年12月から09年5月までコートニーの弁護士を務めていた。

また、コートニーは2009年4月にホームズがフランシスに宛ててコートニーが詐称を働いていると非難する書簡を送りつけていたと明らかにしていて、この書簡の中で「衝撃的なまでの虚偽と誤解を誘うような説明」をフランシスに対して行ったことをロサンゼルス高等裁判所に訴えたという。

コートニーはホームズを「法律業務の悪用、信託契約違反、妨害活動を行った」と訴状で訴えていて、カートの遺産管財団体とコートニーの関係性が悪くなり、フランシスがコートニーの親権停止を要求する差し止め申請を裁判所に行ったのもホームズのせいだと主張していると『ビルボード』誌は伝えている。

問題の書簡はフランシスが16歳の時に送り付けられたというが、内容の一部は「わたしはあなたと、あなたの祖母ウェンディ、あなたの叔母のキムとブライアンヌの代理人です。わたしはあなたの利益を守るために仕事をしています。あなたの代わりにわたしがやっていることは、あなたのお父さんが亡くなった日からあなたのお父さんの遺産を盗用したり略奪したりしている人々や団体を突き止めて検挙していくことなのです」というものになっているという。

ただ、この書簡を誰が書いたのかも論議の的になっていて、ホームズの弁護側はこの書簡は実はコートニーによって書かれたものだと主張している。
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