本日9月4日に新作『AM』をリリースしたアークティック・モンキーズだが、アレックス・ターナーとマット・ヘルダースは『NME』の動画取材に応えて酔っ払った時にメールなどするものではないと語っている。

アルバムの最新シングルとなる"Why'd You Only Call Me When You're High?"について訊かれたアレックスは次のように答えている。

「"Why'd You Only Call Me When You're High?"、これがニュー・シングルなんだけど、今回の新作では一番そのものずばりな曲（タイトルの意味は「なんでラリった時にしか俺を呼ばないわけ?」）になってて、歌詞だけに関していえば、ファーストに入ってたとしてもおかしくない感じの曲だね。ま、ひょっとしたらだけど。でも、ちょっとだけあの頃よりはうまくなってると思いたいし、この曲に関してはむしろ音のプロダクションの方に重きを置いてるんだ」

なお、マット・ヘルダーは自分たちがハイになったり酔っ払った時の行為を振り返って「俺も酔っ払ったりすると、たくさんおかしなメッセージを送ってると思うんだけど」と答えていて、これにアレックスは「しかも、大してロマンティックなメールでもなんでもないんだよね。だから、酔っ払ってメールするっていうのは、ろくな思いつきじゃないんだよ」と結論付けている。

また、ここ数作ロサンジェルスでアルバムを制作することが多くなっているアークティック・モンキーズだが、LAでは何をしているのかという問いにアレックスは「LAで何をやるって言われても、なんかやってることって特にないし」と答え、「仕事してるだけだからね」というマットに賛成して「うん、スタジオにいるだけなんだよ。だから、目が覚めたら、カフェに行くとか、そんくらいかな」と答えている。ただ、その後、マットに指摘されて、スタジオでホット・ヨガに励んだりはしているとアレックスは認めている。

さらに作風をアルバムごとに変化させていることについてアレックスは次のように語っている。
「お客さんが一緒についてきてくれるかどうかとか、そういうことは心配することじゃないんだよ。どっちみちみんなそれぞれにどんどん進んでいっちゃうもんなんだからさ。ある状態を続けるとか、あるいはたとえば……7年前の形に戻るとか、俺たちがそういうことをやることはまずないだろうと思うし」

アークティック・モンキーズの動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/arctic-monkeys---drunk-texts-are-a-bad-idea/2643835774001

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