ビートルズのオリジナル13作品が初めてイギリスでプラチナ・ディスクに認定

ビートルズのオリジナル13作品が初めてイギリスでプラチナ・ディスクに認定

イギリス・レコード産業協会(BPI)のゴールド・ディスクやプラチナ・ディスクの認定手続きが変更したことにより、ザ・ビートルズの13作品が初めてイギリスでゴールド/プラチナ・ディスクとして認定されることになるという。

これまでディスクの認定にはレコード会社からの認定申請が必要だったが、8月からBPIはゴールド・ディスクで10万枚、プラチナ・ディスクで30万枚のセールスを超えた時点で自動的に認定される仕組みに更改したことを明らかにしている。

これによって1967年の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、69年の『アビイ・ロード』、66年の『リヴォルヴァー』など、ビートルズのオリジナル13作品はすべてゴールド・ディスクとプラチナ・ディスクとして認定されることになると『ミュージック・ウィーク』誌が伝えている。

ただ、セールスの記録自体はイギリスのチャートを編纂しているオフィシャル・チャーツ・カンパニーが設立された1994年までしか遡れないため、ビートルズの各作品の実際のセールスを反映するものにはならないとか。たとえば、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』は94年以来90万枚を超えているとしてトリプル・プラチナ・ディスクとして認定されることになるが、67年以来の実際のイギリスでのセールスは510万枚(およそプラチナ17枚分)を超えているのではないかと推定されている。

同様に、ボブ・ディラン、ザ・ビーチ・ボーイズ、マーヴィン・ゲイらも今回の措置で初めてプラチナ・ディスクとして認定されることになるという。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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