ジャック・ホワイト率いるザ・デッド・ウェザー、サード・アルバムの制作を開始
2013.08.30 21:45
ジャック・ホワイト率いるザ・デッド・ウェザーが新曲群の制作に取りかかっていることが明らかになっている。
これはサード・マン・レコードのツイッターで明らかにされたもので、バンドが現在テネシー州ナッシュヴィルにあるサード・マン・レコードのスタジオに入っていることがグループ写真と一緒にアップされている。
ツイートには以下のように記されている。
「ザ・デッド・ウェザーは昨日スタジオで新曲数曲に取り組んだ……(そしてやり残した作品がないか探し回っている)」
デッド・ウェザーはジャックのほか、ザ・キルズのアリソン・モシャート、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのディーン・ファーティタ、ザ・ラカンターズのジャック・ローレンスによるユニットで、2009年にファースト『Horehound』をリリースし、10年にセカンド『Sea of Cowards』を発表した。
ジャックは昨年自身のファースト・ソロ『ブランダーバス』をリリースしたが、今年に入ってからデッド・ウェザーのほかに、ラカンターズの新作制作にも取りかかるつもりだと次のように『ローリング・ストーン』誌に語っていた。
「俺たちは今じゃみんなナッシュヴィルに住んでるんだよ。ラカンターズとデッド・ウェザーの全員が今はナッシュヴィル在住だからね、みんなで一緒に旅行とかよく行くんだよ。みんな友達だからさ。いくつかレコーディングもしたんだよ。それとラカンターズとブレンダン(・ベンソン)がちょうどナッシュヴィルに新しいスタジオを立てたところだから、すごいインスピレーションが街に湧いてるところなんだよ」
さらに自身のソロ作品の準備も進めていることをジャックは明らかにしている。
「今、取り組んでいる曲はざっと20から25曲くらいあるんだ。いろんな曲があるんだよ。だから、今は俺には作曲についてはすごく実りある時期になってるんだね。俺としては今はただひたすら書いて、それとバザーズとピーコックス(いずれもソロ用のバンド)を呼んでいくつかやってみたいことがあるんだ。特にそれをどう使うということは決めないでいろいろやってみたいんだ。だから、バンド間の競合もなし。みんなでひたすら書いてはレコーディングするという作業を続け、いずれ俺の方でなんか決めると。でも、まだなんにも決めてないから」
ソロ用の新曲群はどのようなサウンドになっているのかと訊かれるとジャックは次のように答えている。
「とりあえずひとつのサウンドではないんだ。いろんなサウンドだよ。『ブランダーバス』でも聴いてもらったように、いろんなスタイルが入ってるわけだからね。俺はなんかスタイルを決めてから書くようなことはしないし。とりあえずなんであろうと俺の中から湧いて出てくるものを書いてるんであって、どういうスタイルであろうとそういうもんなんだし、やがてそれはなんかしらの形になっていくんだよね」
ザ・デッド・ウェザーの新作制作開始を伝えるツイートはこちらから→
https://twitter.com/thirdmanrecords/status/373090545104470016
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