エミネムの新作について盟友たちが「基本的に全部人を驚かすこと」と語る

エミネムの新作について盟友たちが「基本的に全部人を驚かすこと」と語る

今週末のレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルでヘッドライナーとして出演するエミネムだが、制作中だといわれる新作についてエミネムの盟友ロイス・ダ・5・9とロイスのユニット、スローターハウスのメンバーのジョエル・オーティズが明らかにしている。

ロイスはエミネムの新作についてあらかじめ「話しちゃいけないことになってるんだ。エミネムのやってることは基本的に全部人を驚かすことだからね。エミネムはずっとそういうもんとしてやってきてるからさ」と断ってから、ジョエルが次のようにギグワイズに語っている。

「エミネムはまず自分の世界にどっぷりはまるんだよね。俺もある意味、そういうところがあるんだけど。俺はまずは引き籠ってアルバムのおかずは全部作っちゃって、それからサウンドをどうにかしなきゃならないから、外にいろいろ探りに出ていくことになるんだよ。だから、まずはどういう方向に行きたいのかきっちり突き詰めなきゃだめなんだ。まずは自分の頭の中でぐるぐる巡って来たような思いをしっかり形にして、それから初めて『これにはスローターハウスに来てもらおうかな』とか、『こっちはあのアーティストに頼もう』っていう話になるんだよ。だから、まずそういうことを今やってるに違いないと俺は思うよ」

「それにエミネムのことだからね。俺たちの仲間のさ。きっと俺たちも呼ばれることになるとは思うよ」

エミネムはここ半年の間に、スタジオでクリス・ロック、ビッグ・ショーン、アブ・ソウル、そしてケンドリック・ラマーなどと作業を重ねている現場の画像を公開してきているが、新作の詳細についてはまだなにも明らかにされていない。

なお、ロイスはエミネムとのプロジェクト、バッド・ミーツ・イーヴィルの『ヘル: ザ・シークエル』に続く次回作は考えられないのかという問いには次のように答えている。

「特に話してはいないけど。でも、可能性はないとはいわないし、1作目だって、やろうと思ってやったことじゃないんだからね。どうなるのかお互いさっぱりわからなかったし、なんか形になるのかどうかもわからなかったし。だから、エミネムのアルバムが出て、スローターハウスのアルバムも出て、俺たちもそれぞれにちょっと時間ができるということもあるかもしれないよね。なんかの成り行きできちゃったっていうことなら、可能性はあると思うよ。でも、事前に話を詰めるようなことじゃないんだよね」
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