ボン・ジョヴィ、今期のツアーでのリッチー・サンボラの復帰は絶望的

ボン・ジョヴィ、今期のツアーでのリッチー・サンボラの復帰は絶望的

4月からボン・ジョヴィのツアーから離脱しているギターのリッチー・サンボラだが、今年いっぱいはツアーに戻らないとの憶測が広まっている。

バンドは2月からツアーを開始し、3月に新作『ホワット・アバウト・ナウ』をリリースしたが、4月2日にカナダのカルガリー公演から「個人的な理由のため」リッチーはツアーから離脱。バンドには2011年のツアー中にリハビリの必要性からやはり離脱したリッチーの代役を務めたフィル・Xが加わり、リッチーの代わりを務めている。

その後のヨーロッパ・ツアーでもリッチーは戻らず、7月5日のロンドンのハイド・パークでのライヴも不在となったが、9月の南アメリカ・ツアーからは復帰するのではないかという観測も流れていた。しかし、ここにきてバンドに近い情報筋からの話として、リッチーは今度のツアーからは最後まで締め出された形となっていて、リッチーの報酬についての確執が問題になっているとゴシップ・サイトの「ルーモア・フィックス」が伝えている。

離脱するまでリッチーは一月に200万ドル(約1億9600万円)とツアーの収益の20パーセントという報酬を受けていたといわれていて、これが問題になっているのではないかとルーモア・フィックスでは伝えていて、現在リッチーの代役を務めているフィル・Xはおよそ月額1万ドル(約98万円)の報酬になっているという。

ただ、リッチーはなんとしてでもバンドに戻りたいとしていて、先の情報筋も「リッチーはステージに戻りたいんだよ。それがリッチーには一番重要なものだからね。今回の措置についてはすごく腹を立てているんだ」と説明している。

9月の南アメリカ・ツアーの後、バンドはアメリカとカナダを回り、その後、12月には日本とオーストラリア・ツアーを控えている。なお、バンドは今月ニューヨーク州の産業振興見本市のニューヨーク・ステイト・フェアでライヴを披露する予定になっていたが、こちらは中止となり、クオモ・ニューヨーク州知事の選挙資金の集金を目的としたプライヴェート・ライヴの方はきっちり行われた関係から一部の批判を集めている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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