コールドプレイは2011年の『マイロ・ザイロト』以来となる新しい楽曲を映画『ハンガーゲーム2』のサウンドトラック用に提供することが明らかになっている。

映画は12月27日公開を予定していて、コールドプレイが提供する楽曲"Atlas"はシングルとして8月26日にリパブリック・レコードからリリースされるが、コールドプレイにとっては初の映画への楽曲提供になるという。

前作『ハンガーゲーム』は世界規模で7億ドルもの興行成績を上げたといわれていて、アーケイド・ファイアやキッド・カディらの楽曲を収録したサントラ盤『ハンガーゲーム オリジナル･サウンドトラック～ソングス･フロム･ディストリクト12･アンド･ビヨンド』はビルボード・チャート1位に輝き、収録曲でテイラー・スウィフトとザ・シヴィル・ウォーの共演による"セーフ&サウンド"はグラミー賞も受賞した。

映画を製作しているライオンズゲート・フィルムの映画音楽部長のトレーシー・マックナイトは今回のコールドプレイのサウンドトラック参加について次のように語っている。

「わたしたちの世代では最も象徴的なロック・バンドのひとつといえるコールドプレイが今回のサウンドトラックからリリースされる最初のシングルを担当することになってとても光栄に思っています。ヴォーカルのクリス・マーティンが実はこの原作シリーズの大ファンであることも、なおいっそう今回のサントラ参加を意味あるものにしてくれています。今回のコールドプレイのシングルは、今度の作品の強力なサウンドトラック用に集まってくれた数々のレコーディング・アーティストの顔触れを強調する作品となっています」

なお、コールドプレイはすでに6枚目の新作制作に取りかかっているとされていて、クリスは「新曲をずっと書いていて、バンドの将来についても盛り上がりまくってるんだ」と昨年11月の時点で『デイリー・スター』紙に語っていた。