ブラーのアレックス・ジェイムスが、デーモン・アルバーンとノエル・ギャラガーは今では親友のように仲が良いと証言した。

アイルランドのラジオ局に出演したアレックスはブラーとオアシスの現在の関係について訊かれ、「皮肉なことに、デーモンとノエルは今では親友のようだよ。彼らは一緒に出かけてタバコを吸ったりしているんだ。僕達は最終的に同じ側の人間だったって気づいたってわけさ」と語った。

ノエル・ギャラガーとデーモン・アルバーンは3月23日に行われたティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴで共演を果たし、20年前の敵対関係に終止符を打っていた。オアシスとブラーのライヴァル関係はブリット・ポップの全盛期を演出するエピソードのひとつともなり、当時ノエルは「デーモンがエイズで死んでくれたら嬉しい」と語り、デーモンも「ノエルと仲直りはまずできないよ。いつかブリット・ポップが廃れても若気の至りだったなんて絶対に言わせない」と応酬する激しい舌戦をくり返してきたが、ここ数年、ふたりは交流を温めてきていることでも知られてきていた。

また、ブラーとしての今後の活動について、アレックスは「また僕達が一緒にプレイする時は、それをしたいからするって時だと思う。プレッシャーとかは無しでね」と語った。なお、デーモンは現在制作に取りかかっているというソロ・アルバムをリリースした後にブラーの新作制作に着手することを認めたという。