ジャスティン・ティンバレイク、新曲“Take Back the Night”の曲名であわや訴訟という事態に

ジャスティン・ティンバレイク、新曲“Take Back the Night”の曲名であわや訴訟という事態に

7月12日にニュー・シングル"Take Back the Night"をリリースしたジャスティン・ティンバレイクだが、このシングルの曲名について訴えを起こすとしていた団体が訴訟を取り下げることにしたという。

訴えを起こすと明らかにしていたのは反性暴力支援団体のテイク・バック・ザ・ナイトで団体の理事のキャサリン・ケストナーは7月12日に"Take Back the Night"のストリーミングが開始されて「ショックを受けた」と表明していて、弁護士を通して12日付に「わたしたちの名前を許可なく使ったという書簡を送りました」と明かしていた。

これに対してジャスティンは曲名と同じ団体がこの世にあるとはリリースまで知らなかったと次のようにエンタテイメント・サイトの「レーダー」に語っている。

「この曲もこの曲の歌詞も、どちらもその団体とはまるで関係ないんだ。でも、テイク・バック・ザ・ナイト基金のことについて知れば知るほど、その女性への暴力抑止への試みやより安全な社会を作って女性を尊重する人間関係を作っていくことの大切さを訴えていく姿に、ぼくは心を動かされているんだ。このテーマについてはぼくたちみんながひとつに集って実践するべきことなんだよ。ぼくとしては今回のこの偶然によってもっとこの問題を意識してもらうきっかけになってもらえれば嬉しいと思うんだよ」

その後、ケストナーはそれ以上追及することを見送ったことを明らかにしていて、「この時点でわたしたちとしては威厳をもって腕を下ろすことにし、誰にとってもこの問題を法廷で争っても得にはならないと受け入れることにしました」と音楽サイトの「バズフィード」に語っている。

「わたしたちの使命に専念することの方が重要ですし、ジャスティンがわたしたちの活動を支援すると表明してくれたことはとても重要なのです。要するに、この団体は1973年以来活動を続けてきているわけですが、ジャスティン・ティンバレイクほどの人物にも、その存在を意識してもらえていなかったことが衝撃だったのです。この事実はいかにより多くの露出をわたしたちが必要としているかということを示しているわけです。わたしたちの活動の動機をより多くの人に知ってもらうことがわたしたちにとって一番理想的な結果なのです」

"Take Back the Night"は10月9日にリリースを予定している『20/20 エクスペリエンス』の続編からのファースト・シングルとなっている。
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