急死したドラマ『グリー』の俳優コリー・モンティス、死因はヘロインとアルコールの過剰摂取と判明

急死したドラマ『グリー』の俳優コリー・モンティス、死因はヘロインとアルコールの過剰摂取と判明

7月13日に急死した人気テレビ・ドラマ『グリー』の俳優コリー・モンティスの死因はヘロインとアルコールの過剰摂取によるものだと明らかになっている。

コリーは『グリー』の主演クラスのキャラクター、フィン・ハドソン役としての活躍で主に知られているが、13日にカナダのヴァンクーヴァーにあるホテルで死亡しているところを発見されている。警察ではコリーの死に事件性はないと発表していて、一人で命を落としたものと見られている。

カナダのブリティッシュコロンビア州ヴィクトリアが地元だったコリーはこれまでも薬物などの依存症にかかっていたとされていて、ブリティッシュコロンビア州検死局のバーバラ・マクリントックは次のように発表している。

「検死と残存薬物の解析による検査の結果、モンティス氏31歳はヘロインとアルコールの複合薬物の毒性により死亡したことが明らかになりました。また、モンティス氏の死が悲劇的な事故以外の原因によるものだったことを窺わせる手がかりや証拠などはなにもみつかっておりません」

ただ、コリーの死をめぐる捜査はまだ続いていて、追って詳細な報告が発表されることになっているという。

コリーは自身の依存症についてはこれまでも公にしていて、今年の4月にも「薬物依存症」の治療施設に入所したことを明らかにしていた。また、2011年には『パレード』誌の取材に対して、19歳の頃に「手当たり次第なんでもかんでも」摂取していた状態を治療する助けを受けたとも明らかにしていた。

『グリー』でコリーは、学校のアメリカン・フットボール部の花形スターでありながら合唱部のグリークラブにも参加するフィン・ハドソン役として活躍し、音楽パフォーマンスでも、ドラマとしてもエピソードの主役を担うことが度々あった。物語ではリア・ミシェル演じるレイチェル・ベリーとのロマンスも描かれ、コリーとリアはプライヴェートでも交際を続けていたことで知られている。

番組を製作している20世紀フォックステレビでは次のような声明を発表している。
「訃報に大変打ちのめされています。コリーは傑出した俳優で、それ以上に傑出した人物でもありました。一緒に仕事をさせてもらって心から楽しかったですし、深く惜しまれます。わたしたちのお悔やみとお祈りをコリーのご家族と愛した人たちに捧げます」
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