ジェイク・バグ、もう公営住宅での暮らしについては歌わないと語る

ジェイク・バグ、もう公営住宅での暮らしについては歌わないと語る

ジェイク・バグは制作中のセカンド・アルバムについて、また公営住宅での生活について歌ったりしたら不誠実なことになってしまうと語っている。

『ザ・デイリー・スター』紙の取材に答えたジェイクは自分の人生がどれだけ変わったのかをファンにわかってもらいたいとしていて、ファーストの内容を焼き直すようなことはしたくないと次のように語っている。

「ファースト・アルバムを気に入ってくれたリスナーのみんなには今の俺の人生がどういう感じなのかわかってもらえる感じにしたいんだよね。だから、やり方としてはファーストとはなにも変わってないわけで、自分の人生や生活について書いてるだけの話なんだよ。ファーストの曲を書いてた頃はノッティンガムさえ出たことなかったのに、今じゃ世界中を旅していることになってるから、俺が経験してきたことをみんなにもわかってもらえたら嬉しいなと思うんだ」

「それでも気に入ってもらえるかどうかはみんな次第だけど、俺がまた公営住宅で生きることについて書いたとしたら、それは不誠実なことになると思うよ。俺にできることは、今の自分がどういうことになってるのかしっかり書き続けていくことだけで、そこはこれまで通り、正直にやっていかなきゃだめなんだよ」

ジェイクはグラストンベリー・フェスティヴァルでは新曲"Slumville Sunrise"と"All Your Reasons"を披露したが、新作についてはより成熟した作品になるだろうと『NME』に語りながらも「俺は19歳だから、あまり成熟させたくはないんだけど、進歩している音にはしたいんだよ」とも説明していた。

さらに新作のテーマについては次のようにも語っていた。
「ファースト・アルバムで歌ったようなことと同じようなことははっきり言ってもう歌えないよね。それじゃあまりにも不誠実になるし。俺と同じような育ち方をしてる連中で、俺のような機会にありつけなかった連中はたくさんいると思うから、これまでのところ俺が経験して、どんな心境になっているのかがちょっとわかるような作品を提供したいとは思うんだよね」

ジェイクは今後レディング・アンド・リーズ・フェスティヴァル出演のほか8月にはサマーソニックへの出演を予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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