デヴィッド・ボウイの“ジーン・ジニー”の手書き歌詞原稿がオークションに

デヴィッド・ボウイの“ジーン・ジニー”の手書き歌詞原稿がオークションに

デヴィッド・ボウイの1973年作品『アラジン・セイン』収録され、デヴィッドの最も人気の高い曲のひとつとされる“ジーン・ジニー”のデヴィッドの手書きの歌詞原稿が7月に開催されるオークションに出品される予定で、1万2千ポンド(約183万円)から1万5千ポンド(約229万円)の値をつけるのではないかと見込まれている。

歌詞原稿はノートの用紙に書きつけられ、デヴィッドのサインと1972年の日付が入っているもの。元々はデヴィッドのニューヨークのファン・クラブの創立者に贈られたものだったが、今回オークション業者「ボーナムズ」によって7月3日に売りに出されることになっている。

他に売りに出されるものとしては、デヴィッドが1969年にギタリストの「ハッチ」と交わした出演契約で、イーリング通信大学のライヴに12ポンド(69年当時のレートで約1万円)という条件になっていて、1200ポンド(約18万3千円)から1800ポンド(約27万5千円)での落札が見込まれている。「ハッチ」とは60年代末にデヴィッドのギタリストとして活動したジョン・ハッチンソンのことで、1969年2月にレコーディングされた“スペース・オディティ”の初期ヴァージョンはハッチによるものだった。

さらに1972年の『ジギー・スターダスト』のプロモーションで使われた深紅のヴォックスの12弦ギターは1万ポンド(約153万円)から1万5千ポンド(約229万円)での落札が見込まれている。また、デヴィッド以外の出品では、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが所有していた「バースデイ・スペシャル2007」と銘打たれたマーティンのアコースティック・ギターが出品されていて、こちらも1万ポンドから1万5千ポンドでの落札が見込まれている。

また、ミック・ジャガーのかつての交際相手で、元モデルのジーン・シュリンプトンの妹のクリッシー・シュリンプトンがミックの髪の毛の房をやはりボーナムズでチャリティのために出品することも明らかになっている。

“ジーン・ジニー”の手書き歌詞原稿のオークション情報はこちらから→
http://www.bonhams.com/auctions/20771/lot/240/

ミック・ジャガーの髪の毛のオークション情報はこちらから→
http://www.bonhams.com/auctions/20771/lot/176/

(c) NME.COM / IPC Media 2013
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする