ブラック・サバスのギーザー・バトラー、新作のタイトル『13』はレコード会社への当てつけで命名したと明かす

  • ブラック・サバスのギーザー・バトラー、新作のタイトル『13』はレコード会社への当てつけで命名したと明かす
  • ブラック・サバスのギーザー・バトラー、新作のタイトル『13』はレコード会社への当てつけで命名したと明かす - ブラック・サバス『13』6月12日発売

    ブラック・サバス『13』6月12日発売

  • ブラック・サバスのギーザー・バトラー、新作のタイトル『13』はレコード会社への当てつけで命名したと明かす
  • ブラック・サバスのギーザー・バトラー、新作のタイトル『13』はレコード会社への当てつけで命名したと明かす - ブラック・サバス『13』6月12日発売

オリジナル・ラインナップが3人揃った形としては35年ぶりとなる新作『13』を6月12日にリリースしたブラック・サバスだが、ギーザー・バトラーはアルバム・タイトルは本当はレコード会社への嫌がらせとして名付けたものだったと明らかにしている。

今回の再結成ではオジー・オズボーン、トニー・アイオミとギーザーが1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来、35年ぶりに一堂に会すことになり、レコーディングは当初、リック・ルービンをプロデューサーに迎えてロスアンジェルスで行われていた。しかし、その後トニーがリンパ腺がんに罹っていることが明らかになったため、レコーディングはトニーの治療と併行して行えるようにロンドンへと変更されることになった。また、オリジナル・メンバーでドラムのビル・ウォードも当初は参加が決まっていたが、条件面と演奏面で折り合いがつかず離脱し、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクらがドラムを務めている。

NMEの動画インタヴューに応えたギーザーはアルバム・タイトルの由縁を次のように説明している。
「元々、レコード会社の方では俺たちに13曲やらせたがっていて、そこから選ばせようとしてたんだよね。でも、10曲できた時点で俺たちは『よっしゃあ、これで完成だ、もうこれ以上は書かない』って決めたんだよ。でも、レコード会社が13曲書けってしつこいから、嫌がらせでこっちはじゃあタイトルだけ『13』にしてやるよって言ってたんだよね。ところがさ……その後もどんどん書いちゃって結局16曲になっちゃったんだ」

しかし、16曲書くことでバンドの音楽性の幅を披露することができてよかったとギーザーは次のように語っている。
「これだけ曲が揃ったから、俺たちの音楽性の明暗がもっとはっきりわかるようになってよかったと思うんだ。まだ10曲しか揃ってなかった頃は、どれもウルトラ・ヘヴィーな感じだったんだよ、10曲全曲ともにね。その後、新たに6曲書いて、こっちはアコースティックもあれば、ブルースもあるし、速いのもあるんだよね」

なお、今後バンドは6月25日から北アメリカ・ツアーに乗り出し、その後ヨーロッパ・ツアーを控えていて、年末に地元バーミンガムでツアーを終える予定になっている。

ギーザーとトニーの動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/black-sabbath-on-13---part-one/2468010279001

“God Is Dead?”のビデオクリップはこちらから。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする