ミック・ジャガー、ツイッターでのセットリスト募集はマニアック過ぎて、うまくいかないと語る

ミック・ジャガー、ツイッターでのセットリスト募集はマニアック過ぎて、うまくいかないと語る

ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーはツイッターなどでファンにセットリストのリクエストを募るのはあまりいい思い付きではないかもしれないとしていて、それはネット・ユーザーの場合、やたらと有名でない曲ばかりを聴きたがるからだと説明している。

今のところストーンズは、イギリスで7月にロンドンのハイド・パークで2回の公演、そしてグラストンベリー・フェスティヴァル出演を6月末に控えているが、これまでミックはツイッターのフォロワーにどういう曲を聴きたいのかを問いかけてきている。

しかし、ここにきてミックはオンライン・ユーザーのファンというのは必ずしも有名なヒット曲を聴きたがってはいないということに気づいたと次のように『Q』誌に語っている。
「ツイッターだと、もうやたらと反応が返ってくるものなんだよね。でも、ツイートで曲名を答えてくれるファンっていうのは、実は普通のファンじゃないんだよ。そういう渋過ぎな曲は誰しもが聴きたいわけじゃないんだよね」

「そうなると大多数の人たちがこんな文句を垂れることになるんだよ、ちぇっ、彼女を連れてきて、彼女は"ホンキー・トンク・ウィメン"を聴きたがってるのに、『サタニック・マジェスティーズ』全曲ライヴって何なんだよとか、そういうね」

また、昨年11月末からライヴ活動に戻ったことについては次のように語っている。
「まあ、前と較べて楽になるなんてことはないよね。毎回、自分が如何ほどのものか証明していかなきゃならないわけだし。過去にやったことなんて何も当てになんないし。ライヴをやる時はいつだって、なんか自分の辿るべき道を必死に探す感じだよ。そこでキースとか、チャーリーとかが目に入って、『あ、大丈夫だ』ってようやく思えるんだよね」

なお、ミックは先頃、グラストンベリーでは家族とキャンプをして過ごすつもりだと明らかにしている。グラストンベリーではストーンズのほか、アークティック・モンキーズとマムフォード・アンド・サンズのヘッドライナー出演が予定されている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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