プリンス、ポール・マッカートニーなど所属のコバルト・ミュージック・グループとレコード契約したことが明らかに

プリンス、ポール・マッカートニーなど所属のコバルト・ミュージック・グループとレコード契約したことが明らかに

プリンスは新たにコバルト・ミュージック・グループとレコード契約を交わし、自身と自身のマネジメント下にあるアーティストのリリースをコバルトが手がけることになったことが明らかになっている。

コバルトは元々音楽作品の版権管理を請け負っている会社だが、アーティストが自身の作品をきちんと所有している状態を確保しながら、様々なリリース形式を模索していく運営方針も打ち出していて、今ではポール・マッカートニーやベックなど、多くのアーティストを抱えている。

プリンスはかつて音源の所有権をめぐってワーナーと激しく対立した過去があり、96年にワーナーとの契約を終えてから、基本的にインディとして自主制作を進めながら、折に触れて作品単位でメジャーと契約し、そこからリリースするという手法を続けてきたが、コバルト代表のリチャード・サンダースは次のようにコバルトがプリンスにとって最適なレーベルだと説明している。

「この新しい契約によってプリンスには、プリンスがずっとレーベルに望んできた柔軟性と自由が提供されることになります。僕たちは高度なサーヴィスを多様な形で提供してきていて、プリンスの作品ごとにサーヴィスなり環境なりを整えることが可能です。そうすることでプリンスとプリンスのクリエイティヴな仲間たちの作品をより多く世界に提供できることにもなるわけです」

プリンスは今年に入ってから自身のサイト「3rd Eye Girl」を立ち上げて音源や動画の配信を開始していて、このサイトを立ち上げてからは"Screwdriver"、"Breakfast Can Wait"、"Boyfriend Demo"、"That Girl Thang"、"Live Out Loud"などの新曲を有料で配信してきた。

なお、女性メンバーのみの新バンド、サード・アイ・ガールを引き連れた新曲"Fixurlifeup"のストリーミングはこちらから→
http://www.audiomack.com/song/2dbz/fixurlifeup
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