佐野元春、コヨーテ・バンドとともにつくり上げた傑作『ZOOEY』を語る

佐野元春、コヨーテ・バンドとともにつくり上げた傑作『ZOOEY』を語る

3月にニューアルバム『ZOOEY』をリリースした佐野元春のインタヴューが、現在発売中の『bridge』vol.75に掲載されている。『ZOOEY』は佐野元春が2005年秋につくったザ・コヨーテ・バンド(現在のメンバーは深沼元昭[G/Mellowhead]、小松シゲル[Dr/Nona Reeves]、高桑圭[B/Great3]、藤田顕[G/PLECTRUM])との2作目となるアルバムで、ツアーを重ねて培ったバンドサウンドと佐野のメロディや歌詞のセンスが高いレベルで組み合った作品となっている。

「必ずどのバンドも、2年ぐらい一緒にやると、初めてのクリエイティヴなピークが来る」と語る佐野。『ZOOEY』はコヨーテ・バンドがその「ピーク」に到達したタイミングで作ったアルバムだという。

これまでザ・ハートランド、ザ・ホーボー・キング・バンドと自分の理想とする音を求めてバンドを組んできた佐野が、あるタイミングでコヨーテ・バンドへと向かっていったのはなぜなのか。そのきっかけとして、ホーボー・キング・バンドと作り上げた傑作『THE SUN』があったと佐野は言う。

「『THE SUN』以降は、新しい音楽を新しい僕がやっていくんだという、そういう気持ちでしたね。既成のもの、自分が今まで作り上げてきた何かではなく、それを超える向こう見ずな何か。この表現に向かいたいと思ったんです」

いきいきとしたバンド・サウンドに導かれるように、佐野元春一流のメロディや歌詞の切れ味が顕在化している『ZOOEY』。「確かに今回のアルバムはポップだし、メロディがいいね」と自認するこの作品が生まれてきた背景に渋谷陽一が迫る、ファンならずとも必読のインタヴューだ。

bridge75月号の詳細はこちら。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/82095
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