グーグルは、5月15日にサンフランシスコで開催された開発者会議「Google I/O」で、定額制音楽ストリーミング・サービス「グーグル・プレイ・ミュージック・オール・アクセス」を開始することを発表した。

このサービスは、アメリカで同日からスタートし、月額9.99ドルで、PC、タブレット、スマートフォンで、無制限に音楽をストリーミングすることができる。同サービスでは30日のフリー・トライアルも行われており、6月30日までに登録したユーザーは、 月額7.99ドルで利用することができる。

エンジニア・ディレクターのクリス・エルガは、同サービスが「ユニークで、グーグルらしいグーグルの音楽サービスへのアプローチ」となると語っており、ユーザーのライブラリとグーグルの持つデータなどを活用して、ユーザーに合った新しい音楽を探し出すことが容易になるという。

グーグルと同様に音楽ストリーミング・サービスの開始が噂されていたアップルは、「iRadio」に関する契約でユニバーサル・ミュージックと合意に至ったことが報道されたが、グーグルはソニー・ミュージックやワーナー・ミュージックと合意に至っているという。