ブラーのアレックス・ジェームス、音楽クイズ・ヴァラエティ番組の司会者に
2013.05.16 13:00
ブラーのアレックス・ジェームスはロックやポップのクイズをチーム対抗戦で戦うヴァラエティ番組『ネヴァーマインド・ザ・バズコックス』の特別番組の司会を務めるという。
特別番組のタイトルは『ホワット・ア・ロード・オブ・バズコックス』というもので、1996年に『ネヴァーマインド・ザ・バズコックス』の放送が始まってからの番組の内容とロックやポップ・シーンでの出来事を振り返る内容になり、BBCで放送される。アレックスは番組について次のように語っている。
「この番組は昔から大好きだったし、過去17年のハイライトを観られることになるのをすごく楽しみにしてるよ」
その一方で番組の特別プロデューサーのダン・ボールドウィンは次のように番組を解説している。
「『ホワット・ア・ロード・オブ・バズコックス』のお笑い的な切り口によって、このイギリスで一番おかしな音楽クイズ番組という舞台で過去17年にわたるめまぐるしい世の中の動きを振り返るという、言うことなしの回顧となりますよ」
「ポピュラー・カルチャー全体を番組の名場面を使って振り返り、いじり倒すものになりますが、視聴者のみなさんにとって当時は気になってしようがなかった事件のいくつかを番組独自の語り口で紹介することになりますね。例えば、テイク・ザットの解散とか、マイケル・ジャクソンとリサ・マリー・プレスリーの結婚とか、ミスター・ブロビー(ヴァラエティ番組のゆるキャラ)がチャート1位を獲得した時のことなど……大受けすること請け合いです」
なお、アレックスが司会を担当する『ホワット・ア・ロード・オブ・バズコックス』は8回分の放送が予定されている。
その一方で、アレックスは短編映画『A Slice Of Life』で監督デビューを果たしたことも明らかにしている。映画についてアレックスは次のように語っている。
「どんなこととも同じで、ある閃きから始まったことでね、おまけに音楽はぼくの人生の大半を占めているから、すぐに音楽もこの短編のモチーフのひとつになったんだ」
「LAでずっとあるトラックをヘッドホンで聴いてて。聴けば聴くほど、ロサンジェルスの太陽と雰囲気と共鳴しているように思えてね。そこでぼくは気楽で陽気なんだけど、ちゃんとオチもついた映画を作ることにしたんだよ。コンセプトとしては、人生は短いけど、音楽は生き続けるというものなんだ。映画作りの作業そのものはすごく楽しめたし、やりやすかったし、すごく楽しかったよ」
なお、先週香港でライヴを行ったブラーのデーモン・アルバーンはライヴ中「香港で一週間過ごせるから、もう一枚レコードを作ってレコーディングするにもいい機会かなって思ったんだよ」と語り、新作制作に乗り出している発言をして大きな話題を呼んだ。
アレックスの『A Slice Of Life』はこちらから→
(c) NME.COM / IPC Media 2013