ホイットニー・ヒューストンの"オールウェイズ・ラヴ・ユー"を機内で歌い続ける乗客のために旅客機が緊急着陸

ホイットニー・ヒューストンの"オールウェイズ・ラヴ・ユー"を機内で歌い続ける乗客のために旅客機が緊急着陸

アメリカの旅客機で乗客の一人がホイットニー・ヒューストンの"オールウェイズ・ラヴ・ユー"を機内で大声で歌って、制止されても歌い止めようとしなかったため、緊急着陸してその乗客を降ろすことになったという。

問題の便はロサンジェルスからニューヨークに向かっていたアメリカン航空便だったが、急遽カンザスシティに緊急着陸し、一向に"オールウェイズ・ラヴ・ユー"の歌うのをやめようとしないと女性客を航空官らが機内から降ろしたという。女性客は同じ曲をひたすら歌い続けるという行為を問われたが、特に容疑を追及されることなくその後釈放されたという。"オールウェイズ・ラヴ・ユー"は元々カントリー・アーティストのドリー・パートンの楽曲だが、ホイットニーが1992年の主演映画『ボディガード』でサントラとしてもカヴァーし、その後自身の代表的な大ヒット曲となった。

今回の事件についてカンザスシティ空港広報官のジョー・マックブライドは次のように語っている。
「問題の女性客は混乱を引き起こし、機内のスタッフに対しても非協力的だったのでいったん機内から降ろしました。機内には連邦航空官が搭乗していたため、この航空官が女性を取り押さえ手錠をして機内から降機させました」

ホイットニーは昨年2月11日にロスアンジェルスのビヴァリー・ヒルトン・ホテルで急死し、直接の死因としては浴槽での溺死と当局は説明しているが、コカインの服用と心臓発作も死を導いた要因として指摘されている。また、昨年12月には事件を調査した私立探偵がホイットニーは薬物関係の借金の取り立てをしていた男性二人に殺されたのではないかと指摘しているが、事件後の検死報告では事件性を窺わせるような外傷はホイットニーの遺体に残されていなかったとされていた。

取り押さえられて降機させられる問題の女性の動画はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=kDnjA3j_v8g
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