プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー、『スクリーマデリカ』全曲ライヴの真意を語る

プライマル・スクリームのボビー・ギレスピー、『スクリーマデリカ』全曲ライヴの真意を語る

5月8日(水)に新作『モア・ライト』をリリースしたプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーは2011年に行った『スクリーマデリカ』全曲ライヴ・シリーズについて釈明している。

『ショートリスト』誌の取材に応えたボビーは11年のほとんどを『スクリーマデリカ』全曲ライヴにあてたわけを次のように説明している。

「もちろん脳裏によぎるものはあったよ。『つまり、これは自分が終わったって認めることなんだろうか?』ってね。『もう諦めて、クリエイティヴィティ的にも破産したってことなんだろうか?』ってさ」

でも、そこをあえてやって、バンドの将来性のために資金を貯めるという選択を自分たちは選んだとボビーは語っている。

「あれをやったおかげで音楽シーンに居られ続けて音楽で生計を立てられたからね。あの時点で俺たちにはレーベルもなかったんだからさ。だから、二つのプロジェクトを同時に進行させているようなものだったんだよ。ひとつは生活費を稼ぐというプロジェクトだったんだね。でも、やってて楽しかったよ。もうひとつのプロジェクトはアートであって、そっちは未来への道筋を示してくれるものだったんだよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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