元ウー・ライフのジョー・マニング、バンドの解散劇について初めて語る

元ウー・ライフのジョー・マニング、バンドの解散劇について初めて語る

元ウー・ライフのジョー・マニングは昨年末の突然の解散の経緯について初めて内実を語っている。

ウー・ライフは2011年のデビュー作『ゴー・テル・ファイアー・トゥ・ザ・マウンテン』が大きな注目を呼び、新作を準備しているとも伝えられていたが、昨年11月にヴォーカルのエラリー・ロバーツが「ぼくはもういない。これで終わりだ」というバンドに向けた動画メッセージを公開し、そのまま実質的な解散に繋がった。

ドラムのジョー・マニングは次のように『NME』に語っている。
「うまくいってないのはみんなわかってたよ。それにこれだっていう理由なんかないよ。理由だったら、百万個くらいあるかもしれないけど、でも、うまくいかなかったということ以上にこのことを説明している理由はないよね。誰もなにかを隠し立てしているわけじゃないんだ。うまくいかなければやがて解散するしかないんだよ」

なお、エラリーとの関係は、今はどういうものなのかという問いにジョーは、それはあまりにもプライヴェートなことになるので答えられないとしながらも次のように説明している。

「ネットで騒ぎになっているのを読むまで、ぼくたちの誰もあんなことになるとは思ってなかったよ。ぼくにとって、あのメッセージには隠された意味とかなにもないから。ぼくたちの個人的な問題で、それをなんであんな形でやらなければならなかったのかがぼくにはわからないね」

なお、バンドの元のメンバーのジョーと、ベースのトム・マックラング、ギターのエヴァンス・ケイティはファミーのメンバー3人とともに新ユニット、ロス・ポルコスを結成していて、4月25日にロンドンのサロンで初ライヴを行っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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