アイアン・メイデン、自身のブランドのビールがあまりの人気で空前の増産体制に

アイアン・メイデン、自身のブランドのビールがあまりの人気で空前の増産体制に

5月から自身のブランドのビール「Trooper」を発売するアイアン・メイデンだが、先行予約の時点であまりの人気のため、製造を請け負っている醸造会社も週6日間完全操業状態で生産を間に合わせているという。

今回のエールを実際に製造しているのはチェシャー州のビールやエールの醸造メーカー、「ROBINSONS BREWERY」で家族経営の小規模な会社だが、今回のエールの生産のために1日に仕込みを3回繰り返す体制になっていて創業175年でも初めてのことだとか。発売は5月9日だが、海外100カ国からすでに注文も舞い込み、既に1パイント瓶25万本の予約注文を受けていて、「ROBINSONS BREWERY」のデイヴィッド・ブレムナーはこの事態について「広告には一銭も使ってないんですよ。これは醸造業始まって以来の事件です」と語っている。

今回のエールの名前はメイデンの名曲“The Trooper”に由来しており、アイアン・メイデンが6月15日にヘッドライナーを務める今年のダウンロード・フェスティヴァルの会場でも売られることになるという。

ヴォーカルのブルース・ディッキンソンは今回のエール・プロジェクトの抱負について次のようにこれまで語っている。

「俺はずっとイギリスの伝統的なエールの大ファンだから、俺たちのビールを作らないかって話を貰った時には嬉しくて死ぬかと思ったよ。話がまとまるまでかなり緊張したね。というのは、俺が生まれてこの方、オーディションらしきものを経験したのは、『ROBINSONS BREWERY』のみんなに会った時が初めてだったからね。『ROBINSONS BREWERY』のマジックは、味と喉越しの錬金術的な融合を実現させることで、それが叶ったのがトゥルーパーなんだよ。大好きだよ、これ」

ブルースが紹介する「Trooper」の製造現場の映像はこちらから→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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