ザ・ナショナル、ニューヨーク近代美術館で"Sorrow"の6時間パフォーマンスに挑戦

ザ・ナショナル、ニューヨーク近代美術館で"Sorrow"の6時間パフォーマンスに挑戦 - ザ・ナショナル『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』5月22日発売ザ・ナショナル『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』5月22日発売

5月22日(水)に新作『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』をリリースするザ・ナショナルは、5月5日にニューヨークのロングアイランドにあるニューヨーク近代美術館PS1で6時間にわたるインスタレーション・プロジェクトに参加する予定で、そこで2010年の『ハイ・ヴァイオレット』からの“Sorrow”の6時間に及ぶパフォーマンスを披露することになるという。

今回のパフォーマンスは、アイスランドの音楽家ラグナー・カヤータンサンとのコラボレーションとなり、作品は"A Lot of Sorrow"と名付けられている。今回のパフォーマンスに向けたプレス・リリースで美術館側は今回のパフォーマンスについて次のように紹介している。

「ひとつのポップ・ソングを6時間分もの演奏を引き伸ばしていくという力業によってアーティストは反復演奏によって音の中に彫刻的な実体を削り出していく可能性に挑むことになります」

「これまでのカヤータンサンのパフォーマンスがそうであるように、"A Lot of Sorrow"を支える思想には冷笑的な態度は不在ですが、それでいてユーモアと感情は溢れています。これまた悲劇の中に喜劇を、そしてその逆を見出す試みなのです」

なお、バンドは新作『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』からの新曲"Demons"を公開しているが、マット・バーニンガーは新作のテーマについて次のように『NME』に語っている。

「新作は歳を取ることについて扱ったものなんだ。歳を取ることに伴う驚きと困ることについてね。でも、苦々しい内容なんかじゃないんだよ。ほんとに! むしろかなり楽しい内容になってるんだ」

新曲"Demons"はこちらから。

『Trouble Will Find Me』のトラックリストは以下の通り。
'I Should Live In Salt'
'Demons'
'Don't Swallow The Cap'
'Fireproof'
'Sea Of Love'
'Heavenfaced'
'This Is The Last Time'
'Graceless'
'Slipped'
'I Need My Girl'
'Humiliation'
'Pink Rabbits'
'Hard To Find'

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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