ビーディ・アイのリアム・ギャラガー、次のアルバムでもう歌が下手だとは言わせないと語る
2013.04.25 12:45
6月5日(水)に待望のセカンド・アルバム『BE』をリリースするリアム・ギャラガーだが、歌が下手だと言われるのは飽き飽きしたと語っていて、新作でそういう輩も追っ払えるだろうとしている。
『ショートリスト』誌の取材に答えたリアムは、新作のレコーディングでは評論家にケチをつけさせないようにヴォーカルには意図的になんの手も加えないようにしたと次のように語っている。
「クソバカどもに歌が下手だと言われるのにはもう飽き飽きしてんだよ。だから、エフェクトもなし、ダブル・トラッキングもできるだけなしってもう、全部そういうことはやめることにしたんだ。素っ裸のままやってみようぜ、これが俺の声だぜってね。俺の声はこういう風に聴こえるんだからね、みんなに気に入ってもらって、ケチくさいことを言う連中も追っ払えると嬉しいよ。家の庭で歌ってる時や、ラクダに乗ってる時に歌ってる時の俺の声はこういうものなんだよ」
また、リアムは先週末、ロンドンのパブで泥酔して、客の連れてきた犬にまたがって乗り回そうとしていたと目撃されている。この日のリアムの飲み代は300ポンド(約4万6500円)にもなったと伝えられている。
なお、ビーディ・アイは新作ジャケットのアートワークをバンドのオフィシャル・サイトで明らかにしているが、ジャケットの官能的な写真はハリー・ペチノッティの作品で、ジャケットに写っている女性はペチノッティの妻だとか。ペチノッティはイタリアのタイヤ・メーカー、ピレリの1968年と69年用のカレンダーで撮影したエロティックな作品でもよく知られている。
『BE』は2011年の『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング』に続くセカンド・アルバムで、バンドは今夏V・フェスティヴァル、T・イン・ザ・パーク・フェスティヴァル、サマーソニックへの出演を予定している。
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