イギー・ポップ、ザ・ストゥージズの新作『レディ・トゥ・ダイ』リリースを告知するコント動画を公開

イギー・ポップ、ザ・ストゥージズの新作『レディ・トゥ・ダイ』リリースを告知するコント動画を公開

4月24日(水)にイギー・アンド・ザ・ストゥージズとしての新作『レディ・トゥ・ダイ』をリリースするイギー・ポップだが、イギーは自虐ネタ的なコントを披露したリリース告知動画を公開している。

動画は、冒頭でイギーが金満ロック・スターを演じていて、女の子を侍らせたプールサイドでマネージャーと思しき人物に電話をかけながら「とにかく、このメジャー・レーベル・システムから抜け出さないとだめだ。好きなこともやらせてもらえないし。金のことなんかどうだっていいんだよ。俺の誠実さはどうなっちゃうんだよ?」と訴えてみせ、一転場面が変わると、公園の清掃員に成り果てたイギーが、電話で「おい、このインディ・レーベルからすぐにでも抜け出させてくれよ。音を納品したのひと月前だぜ? あいつらの時間の感覚どうなってんだよ? ミシシッピー時間ってか?」と訴えるという内容になっている。

今回の新作『レディ・トゥ・ダイ』はインディ・レーベルのファット・ポッサムからのリリースとなる。ちなみに、イギー・アンド・ザ・ストゥージズとしての2007年の前作『ザ・ウィヤードネス』はメジャーのからのリリースだった。

新作『レディ・トゥ・ダイ』は先に公開した"Burn"、"I Got A Job But It Don't Pay Shit"、"Gun"などを収録し、09年に急死したオリジナル・ギタリストのロン・アシュトンの後任として、73年の『淫力魔人』などにも参加していたジェームズ・ウィリアムソンが迎えられていて、新作はジェームズがプロデューサーを務めている。レコーディングはサンフランシスコで行われたが、イギーのヴォーカル録りはマイアミで行われたとも伝えられている。

なお、イギーはソロとして2009年にジャズ風のアルバム『プレミネール』、そして昨年にはエディット・ピアフやセルジュ・ゲンズブール、フランク・シナトラ、ザ・ビートルズのカヴァーを収録した『Apres』をリリースしている。

『レディ・トゥ・ダイ』告知動画はこちらから→

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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