ポール・マッカートニー、トニー・ベネットの銃規制推進キャンペーンに参加するも法案は否決に

ポール・マッカートニー、トニー・ベネットの銃規制推進キャンペーンに参加するも法案は否決に

4月17日にアメリカ上院で否決された銃規制法案だが、ポール・マッカートニーはトニー・ベネットが進めている銃規制推進キャンペーンへの協力を申し出ていたことが明らかになった。

今回のキャンペーンではある番号へショートメールを送ると、折り返し電話メッセージが入って録音によるポールからの「間違った人たちから銃器を遠ざける常識的な法律を支援していると議員に訴えよう!」というメッセージが流れるものだったという。その後、郵便番号から最寄の議員の連絡先を検索してそのまま連絡を入れられるキャンペーンになっていたう。

アメリカでは昨年12月にコネティカット州ニュータウンのサンディ・フック小学校で起きた銃乱射事件で児童20人と大人6人が犠牲になる大惨事が起きたことを受けて、銃規制の必要性が強く叫ばれたが、その後、全米ライフル協会などの規制反対派の圧力団体の巻き返しにあっていた。上院での採決では賛成の民主党と反対の共和党のほぼ党則通りの投票となり、54対46で否決となった。

法案が否決となった後、オバマ大統領は「ワシントンにとってこれは恥ずべき日だ」と語ったが、トニー・ベネットは「わたしたちの声がきちんと聞き入れられるまでわたしたちは止まらない」とツイートしている。なお、キャンペーンにはポールのほか、グロリア・エステファン、ジョシュ・グローバン、俳優のアレック・ボールドウィンらも参加している。
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