ビーディ・アイのリアム・ギャラガー、新作『BE』にはノエルをディスる楽曲があると認める

ビーディ・アイのリアム・ギャラガー、新作『BE』にはノエルをディスる楽曲があると認める

リアム・ギャラガーは6月10日にリリースするビーディ・アイの新作『BE』の楽曲にはノエル・ギャラガーへのあてつけとなる曲も含まれていることを認めている。

曲は"Don’t Brother Me"といって「Don’t Bother Me」(構わないでくれ)に引っ掛けて「兄貴面するな」というような意味のタイトルになっているが、どうしてこういうタイトルにしたのかと『ショートリスト』誌に訊かれてリアムは「だって"Don’t Sister Me"じゃおかしいだろ? 俺に女兄弟なんていないのに」と煙に巻いている。

「まあ、みんなこのタイトルのことを取り上げるだろうし、それはわかった上でのことだよ。だから、確かにうちの兄弟についての話ではあるんだよ」

「でも、この曲はこの曲だし、なんだかんだとこの曲の説明する以上に、ほんとに気に入ってるんだよ。別のタイトルにしてもよかったんだけど、でも、やっぱりこういうもんだからね。ファッキン素晴らしい曲なんだよ。大好きなんだ。だから、面倒を避けるためにタイトルを変えるなんてことはしないよ」

さらに歌詞についてリアムは次のように説明している。

「ちょっと矛盾をはらんだ感じになってるんだよね。愛もたくさん込められてるけど、ファッキン……つまり、愛もすごく込められてるけど、俺の意見ではユーモアに溢れた突っ込みもいろいろあると。でも、悪意みたいなのはないよ、俺ってそういうねちっこいタイプじゃないから。そういう陰険なやつを俺にも書けたらほんとにいいんだけどな、でも、そんなの書けてたらとっくに話題になってるし、それができないんだよな」

リアムはまた、ロンドン・オリンピックの閉幕式典でパフォーマンスを行った後の打ち上げでノエルに会っていたことを明らかにしている。

「そんなに出来上がってたわけじゃなくて、たった……4本シャンパンを空けてただけで。結構、いい気分になってたんだよな。それで訊いたんだよ、『で、さっきの俺のやったやつ、どうよ?』ってね。するとあいつは『あー、ま、いいんじゃない?』って言ってね。だから、俺も『おまえのダチにも会ったぜ、よろしく言ってたよ』って言ってやったら、『誰だよ、それ?』って訊いてくるから、『テイク・ザットだよ』って答えたら『あー』とか唸っちゃってね。それで会話は終わって、俺は背を向けて飲み続けたんだよね」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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