ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラ、新作『ホワット・アバウト・ナウ』のツアーから離脱

ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラ、新作『ホワット・アバウト・ナウ』のツアーから離脱

先月リリースした新作『ホワット・アバウト・ナウ』のツアーを2月から敢行しているボン・ジョヴィだが、ギターのリッチー・サンボラが「個人的な理由」からツアーを離脱している。

これまで薬物中毒に何度もさいなまれ、リハビリ施設入所も繰り返しているリッチーだが、4月2日のカナダのカルガリー公演から出演ができなくなったという。バンドのオフィシャル・サイトでは「個人的な問題からリッチー・サンボラは北アメリカ分のツアーには参加できなくなりました。ライヴはすべて予定通り行われます」とだけ発表されている。

『デイリー・メール』紙によると、カルガリー公演でバンドは開演時間に遅れて登場し、ジョン・ボン・ジョヴィは次のように観衆に訴えた。

「選択は二つしかなかったんだ。荷物をまとめて帰るか、俺にできることすべてをみんなに届けるかのどっちかしかね」

さらにジョンは次のように説明した。

「リッチー・サンボラはしばらくライヴから遠ざかることになったんだ。みんなの力にどうしても頼らなきゃならないような時があるとしたら、カルガリーのみんな、今日がそれなんだよ!」

バンドは北アメリカ・ツアー以降は、南アメリカを経てヨーロッパ・ツアーを5月から開始し、7月からまたアメリカ・ツアーを予定している。また、7月の北アメリカ・ツアーの前にはハイド・パークで行われるバークレイ・ブリティッシュ・サマー・タイムというイヴェントのヘッドライナーを務める予定になっていて、6月にはザ・ストーン・ローゼズ、ザ・キラーズとともにワイト島フェスティヴァルへのヘッドライナー出演を予定している。

なお、バンドは2011年のツアーでやはり一時離脱したリッチーの代わりにギターを務めたフィルXを再びバンドに迎えたことを明らかにしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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