ナイル・ロジャース、ダフト・パンクとのコラボレーションの経緯を語る

ナイル・ロジャース、ダフト・パンクとのコラボレーションの経緯を語る

5月21日に待望の新作『Random Access Memories』をリリースするダフト・パンクだが、アルバムでコラボレーションを果たしたナイル・ロジャースは、本当にドアをノックして自宅に現れたと語っている。

70年代ディスコを代表するシックのギターとして有名なナイルだが、ここのところ精力的にコラボレーションを重ねているのもダフト・バンクとのコラボレーションがきっかけだと語っていると『ローリング・ストーン』誌が伝えている。

発言はフロリダ州マイアミで行われた音楽業界シンポジウム、ウィンター・シーズン・カンファレンスでのもので、ナイルは次のように語っている。

「1年くらい前にね、俺はギー・マニュエルとトーマから、まずはドアをノックされるように声をかけられて、その後、本当にドアをノックしてふたりは俺の自宅に現れたんだよ。で、今回のコラボレーションがあまりに自然なものだったから、スタジオでもっといろんな人とも仕事しなきゃだめだって思えたんだ。俺は人と一緒に作業をするのが大好きなんだから。そう思った途端に、もうレコーディングの話も山のように舞い込んできてさ。手当たり次第、誰とでもスタジオに向かうようにまたなったんだよ」

なお、アメリカの人気テレビ番組『サタデイ・ナイト・ライヴ』の時間枠で流されているダフト・パンクの新作『Random Access Memories』のテレビCMについては、リリースその他詳細について、自分はなにも知らないと断った上で次のように語っている。

「俺に唯一言えることは『サタデイ・ナイト・ライヴ』で放映されたあのクリップは素晴らしいコラボレーションをいかんなく披露してくれているということだよ。それは火を見るよりも明らかだよ」

クリップはいかにもナイル的なギターの刻みとダフト的なエレクトロ・リフを組み合わせたサウンドとなっている。なお、ナイルは前立腺がんとの闘病を経て、ゲームソフトへの音源提供などが続いていたが、ダフト・パンクとの共演以来続いている現在の精力的な活動内容について次のように語っている。

「時に勢いがついた時にはとにかくやれることをできるだけやりまくるしかないんだよ。70年代末にはシックでそういうのを経験したし、その後は80年代にも(デヴィッド・)ボウイがきっかけで(『レッツ・ダンス』のプロデューサーを務めた)またそういうのを手繰り寄せたんだよね。俺ももう60歳だけど、またしても旬が巡ってきたようなポジションにいるなっていう手応えがあるんだよ」

ダフト・パンクの最新CMクリップはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=TKKGrKaix44
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