ローリング・ストーンズ、北アメリカ・ツアーの興行会社が確定。5月2日からツアー開始

ローリング・ストーンズ、北アメリカ・ツアーの興行会社が確定。5月2日からツアー開始

ザ・ローリング・ストーンズが今年敢行する北アメリカ・ツアーについて、大手興行団体AEGライヴと契約することが明らかになったと『ローリング・ストーン』誌が伝えている。

ツアーの交渉などに関わっている関係者の談話によると、今回の興行を請け負おうと手を上げていたオーストラリアの興行主ポール・デインティやその他の業者に競り勝つために、AEGライヴは「本当にクレイジーなオファー」をしたという。

それによれば、ストーンズの取り分はライヴ1回当たり400万ドル(約3億8400万円)から500万ドル(約4億8千万円)にもなり、チケットの価格帯も一倍高い席で500ドル(約4万8千円)から650ドル(約6万2400円)というものにならざるをえないのではと見られている。

ツアーについてはこれまで北米でアリーナ・クラスのライヴを18回予定しているという内部情報が伝えられているが、ここにきて関係者の談話としてツアーが5月2日から開始すると『ローリング・ストーン』誌が明らかにしている。さらに、ストーンズは7月にハイド・パークでのライヴを予定していて、ヨーロッパのフェス出演もいくつか考えているという。その後のツアーの予定についてはまだなにもわかっていない。

なお、イギリスではカサビアンのサージ・ピッツォーノが6月の最後の週末に行われるグラストンベリー・フェスティヴァルにストーンズが出演することを明らかにしたと報道されている。

ストーンズは昨年末に行った5回の結成50周年記念ライヴ・シリーズの興行をポール・デインティとリチャード・ブランソンのヴァージン・ミュージックに請け負わせていて、今回もほぼデインティで決まりと見られていたが、これをAEGが3月19日に土壇場でひっくり返すことになった。

また、昨年末のアメリカ3公演で売上は1830万ドル(約17億5680万円)を記録したとポールスターは伝えている。その後、キース・リチャーズは『ローリング・ストーン』誌に「話がまとまったらみんなにも発表することになるから」とツアーの可能性について語っていた。さらにキースは「マジな話、みんなにはただ待っていてもらえれば、それで大丈夫だから。このレヴェルまでものごとを大袈裟にしておいて『というわけで、50周年はこれでおしまいだよ。バイバ~イ』なんていったら、とんでもないことだよね」とも語っていた。

なお、AEGはツアーの詳細について4月に発表するものと見られている。
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