フォールズのヤニス・フィリッパケス、90年代の間抜けな連中がフェスのトリを務めるのにはもう飽きたと語る

フォールズのヤニス・フィリッパケス、90年代の間抜けな連中がフェスのトリを務めるのにはもう飽きたと語る

フォールズのヤニス・フィリッパケスは、毎年同じようなバンドがフェスティヴァルのヘッドライナーを務めているのに飽き飽きしていると語っていて、そういうバンドには今何が起きているのかよくわかってないと不満を漏らしている。

フォールズはサフォーク州で7月に開催されるラティテュード・フェスティヴァルにブロック・パーティやクラフトワークらとともにヘッドライナー出演を果たすことが明らかになっているが、ある決まった顔触れのグループがいつもイギリスのフェスティヴァルのヘッドライナーを務めていることは「大問題だ」と次のように『ザ・デイリー・スター』紙に語っている。

「昔のバンドがフェスティヴァルのトリをいつも独占してるのは大問題だよ。偉業を果たしたバンドは毎年どんどん再結成しているから、事態は余計にひどくなるばかりだよね。ぼくたちの世代のバンドのチャンスが制限される一方なんだよ。いつもいつも同じ顔触れのバンドが牛耳ってるから、ぼくたちにはヘッドラインを務める機会に恵まれないんだ」

「30代くらいの連中がダンガリーとか着て子供連れてフェスに行くわけで、思春期を生き直したいと思うわけだよね、ザ・ストーン・ローゼズを観てマンチェ再びみたいな気分になってさ。でも、今聴かれてるものについてなんかまったく興味がないわけだから。90年代の間抜けな連中がヘッドライナーを務めるのにはもう飽き飽きしたよ。ぼくにはなんの意味もないからね」

フォールズはラティテュードでは7月21日日曜日のヘッドライナーを予定していて、19日金曜日はブロック・パーティ、20日土曜日はクラフトワークが予定されている。セカンド・ステージとなるBBCラジオ6ミュージック・ステージではモデスト・ハウス、アルト・ジェイ、ビーチ・ハウスのヘッドライナー出演が組まれていて、他にはザ・マッカビーズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、キャット・パワー、ヨ・ラ・テンゴ、ウィリー・メイソン、ベス・オートン、ヴィレッジャーズ、カレクシコ、ドーター、マーク・ラネガン、ホワイト・デニム、ジェシー・ウェア、ジェイムス・ブレイク、スウィム・ディープ・チャーチズ、ローラ・マヴーラの出演を予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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