フレーミング・リップス、ザ・ストーン・ローゼズのファースト・アルバムをカヴァー

フレーミング・リップス、ザ・ストーン・ローゼズのファースト・アルバムをカヴァー

ザ・フレーミング・リップスはザ・ストーン・ローゼズのファースト・アルバムのカヴァー作の制作に乗り出しているのではないかと囁かれている。

ザ・フレーミング・リップスはこれまでも他のアーティストらとのコラボレーションでアルバム・カヴァー・プロジェクトを試みてきていて、2009年にはスターデス・アンド・ホワイト・ドワーフスらとピンク・フロイドの『狂気』の完全カヴァー・アルバムを制作し、昨年にはやはりスターデス・アンド・ホワイト・ドワーフスやニュー・フュームズらとキング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』の完全カヴァーとなる『Playing Hide and Seek with the Ghosts of Dawn』をリリースしている。

そして、ここにきてザ・フレーミング・リップスはローゼズのファーストの完全カヴァーにいそしんでいるのはないかということが、様々なネットへの書き込みから伝わってきている。

まず、ウェイン・コインは次のようにツイート。

「"シー・バングス・ザ・ドラム"のヴォーカルをやってるところだけど、ポリカのチャニー・リニーにも参加してもらうつもり!!!」

その一方でリップスのクリムゾン・カヴァーにも参加したニュー・フュームズのダニエル・ハフマンは次のようにツイートしている。

「デフ・レインのアシュリーが遊びに来てローゼズのカヴァーの"バイ・バイ・バッドマン"で歌ってくれた!!!」

また、リップスのカヴァー・プロジェクトによく関わってきているスターデス・アンド・ホワイト・ドワーフスも次のようにツイートしている。

「今、ザ・ストーン・ローゼズの"ウォーターフォール"のカヴァーに超すごいコンガを重ねたところ!!!」

このカヴァー・プロジェクトが今後も本格化するかどうかはまだ定かではないが、ザ・フレーミング・リップスは他にも様々なプロジェクトを進行させていて、2月14日のヴァレンタイン・デイには心臓を忠実に再現した形のチョコレートに収められたUSBメモリー・コンピをリリースすると明らかにしている。

USBには16トラックを収録したコンピレーション『Songs of Love』が保存されていて、心臓型のチョコはテキサス州ダラスのショコラティエ、ドゥード、スウィート・チョコレート製のもので、72パーセントは南米産ダーク・チョコレートでヘーゼルナッツやワッフルなどを混ぜ込んだものになっているとか。コンピの収録内容は"ビー・マイ・ヘッド"などの既発曲のほか、スターデス・アンド・ホワイト・ドワーフスとの新曲"Love Is Mind Control"やザ・ビートルズのカヴァー"愛こそはすべて"が新録曲として収録されている。

なお、リップスはバンドにとって13枚目のアルバムとなる『The Terror』を4月1日にリリースし、プロデューサーにデイヴ・フリッドマンを迎えていて、ニューヨーク州のターボックス・スタジオでレコーディングされたことを明らかにしていて、ウェイン・コインは次のように作品を解説している。

「新作はオリジナル楽曲9曲からなっていて、どの曲もこれまでの作品と較べると暗い色合いを帯びていて、歌詞的にも人が予想している以上に内省的なものになっているんだけど、実はそんなことはないのかもしれない」

『Songs of Love』のトラックリストは以下のとおり:
0. VALENTINES THEME 2013 GREETING
1. LOVE IS MIND CONTROL (FEAT. STARDEATH AND WHITE DWARFS)
2. BE MY HEAD
3. CAN'T EXIST
4. HIT ME LIKE YOU DID THE FIRST TIME
5. LET ME BE IT
6. MOTH IN THE INCUBATOR
7. SUNSHIP BALLOONS
8. THANKS TO YOU
9. SPIDERBITE SONG
10. WHEN YOU SMILE
11. WITH YOU
12. POMEII AM GOTTERDAMMERUNG
13. WHAT IS THE LIGHT?
14. JUST ABOVE LOVE
15. ALL YOU NEED IS LOVE (FEAT. ALEX AND JADE OF EDWARD SHARPE AND THE MAGNETIC ZEROS)

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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