デヴィッド・ボウイ、薬物に手を出すなという忠告は聞き入れるべきだったと語る

デヴィッド・ボウイ、薬物に手を出すなという忠告は聞き入れるべきだったと語る

3月11日に10年ぶりとなる新作『ザ・ネクスト・デイ』をリリースするデヴィッド・ボウイだが、ある時期は薬物に人生が支配されていたと明らかにしていて、18歳の頃に違法薬物には手を出すなという忠告に耳を傾けるべきだったと語っている。

デヴィッドは1月8日に急遽リリースしたシングル"ホエア・アー・ウィー・ナウ?"がイギリスでシングル・チャート6位を獲得しているが、『ザ・サン』紙の取材に次のように答えている。

「18歳の時に聞いておくべきだった最良の忠告はなにかって? 薬物に手を出すなってことだよ」

「薬物をキメるようになる前、キメた時、そしてやるようになった後、ずっと同じことを言われたよ。そして、言われてたことは正しかったよ」

「ぼくは薬物に人生を奪われていたからね。もう多分このまま死ぬんじゃないかと思ってたし、全部いずれ終わる時がくるって覚悟もしてたんだよ。でもね、ぼくのアシスタントだったココがぼくを救ってくれたんだよ。彼女の説得があって、アメリカを離れてベルリンに移ることになったんだ」

デヴィッドはまた、若かった頃にパフォーマーとして酷い体験もしたけれども、自分が必ず成功するという確信は常にあったという。

「ロンドンでやったあるライヴでは、スキンヘッドの客ばっかりで、みんなに火の点いた煙草を投げつけられてね。そこで思ったよ、『ああ、もうこれでだめだな。ぼくのキャリアもおしまいだ』ってさ。それなのにまだ自分はロックンロールを変えられるって信じてたからね」

「ぼくには燃えるような、いつかぼくになにかが起きるという予感がなににもまして、あったんだよ。今となってはね、あの頃、そんな自分を疑ったことは少しもなかったとしか言いようがないね」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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