来日中のサラ・ブライトマン、7月に約3年ぶりの来日公演が決定。新作についても語る

来日中のサラ・ブライトマン、7月に約3年ぶりの来日公演が決定。新作についても語る - サラ・ブライトマン『ドリームチェイサー(夢追人)』1月16日発売サラ・ブライトマン『ドリームチェイサー(夢追人)』1月16日発売

全世界トータル・セールス3,000万枚を超えるサラ・ブライトマンが、新作『ドリームチェイサー(夢追人)』のプロモーションのため来日、新作に込めた想いなどを語った。

新作『ドリームチェイサー(夢追人)』はサラの幼い頃からの宇宙への憧れ、そして宇宙飛行に向けての体験の中から得たインスピレーションが制作の大きなキーとなっているそうだが、新作は自身にとって“大きなチャレンジ”だったと語っている。
「元々興味を持っていた宇宙への関心や知識を訓練を通じてさらに深め、新たな可能性を見出してきたところだったので、それらが私の音楽に対する気持ちに与えた影響は大きいものでした。当然ながら従来とは違うサウンドに惹かれ、新しいプロデューサーと仕事をしたいと思うようになりました。それは非常に大きなチャレンジで実際楽なことではありませんでした」

サラ・ブライトマンは今までエニグマの中核メンバー、マイケル・クレトウの共同プロデューサーだったフランク・ピーターソンと組んで『ダイヴ』(‘93年)以来、数々の傑作を生み出してきた。そのタッグワークを終わらせ、今作では新たにマイク・ヘッジスをアルバム・プロデューサーに起用している。

「このアルバムは宇宙をテーマにしています。同時に『ドリームチェイサー(夢追人)』というタイトルがつけられているとおり、理念的な意味での‘夢を追う者’のことでもあります。そのように“形のない”何かから、アルバムという“形あるもの”を作る作業において、これまでとは異なるサウンドを作り出すことができる、テクニカルな知識を持った人が必要でした。私がこれから出ようとしている宇宙への旅がこのアルバムのインスピレーションになったことは間違いありません。そしてこの宇宙旅行にしても、宇宙の驚異という部分だけでなく、一方で非常に科学的で技術的な側面も持っているのです。だからこそ、優れたエンジニアでもあるマイク・ヘッジスと組むことで、よいコンビネーションが成立すると思いました。私という“宇宙への思いをインスピレーションとして夢を追う人間”を、マイクというテクニシャンが技術的に支えてくれた、ということです」

マイク・ヘッジスは古くはザ・キュアーの『セヴンティーン・セコンズ』(80年)『フェイス(信仰)』(81年)のプロデュースで評判を呼び、最近ではU2『オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド』(00年)などで知られるエンジニア型のベテラン・プロデューサー。このマイク・ヘッジスとの出会いがサラ・ブライトマンに新たな音楽的世界を拓いたという。

「今、新たなチャレンジを乗り越えられたことを心から嬉しく思っています。チャレンジの結果、到達することができる“それまでとは違う旅”というのは、自分にとってもそして自分以外の人にとっても、素晴らしいものをもたらしてくれるのです。このアルバムはまさにそういったように、今の私が感じていること経験していることが、そのまま形になった作品なのです」

なお、今年7月に約3年ぶりの来日公演が決定。詳しい公演日程・会場などは近日発表される予定となっている。

アルバムの詳細は以下の通り。

サラ・ブライトマン
『ドリームチェイサー(夢追人)』
2013年1月16日(水)日本先行発売
TOCP-71500
★日本盤のみ:ボーナス・トラック・歌詞・対訳付
【収録曲】
1. 星空のエンジェル  ※アルバム先行トラック テレビ東京 宇宙プロジェクト テーマ曲
2. ワン・デイ・ライク・ディス ※ファースト・シングル
3. グロウソウリ
4. レント・エ・ラルゴ ~グレツキ:交響曲第3番 作品36(悲歌のシンフォニー)より
5. B 612
6. ブリーズ・ミー
7. アヴェ・マリア
8. エパドゥ
9. インドの歌 ~リムスキー=コルサコフ:歌劇「サトコ」より
10. ヴィーナス・アンド・マース
11. 風のとおり道    ※日本盤ボーナス・トラック

◆2013年7月来日公演決定!
(問)ウドー音楽事務所 03-3402-5999 http://udo.jp/
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