ビーディ・アイのリアム・ギャラガー、制作中の新作は『モーニング・グローリー』以降、オアシスが作るべき作品だったと語る

ビーディ・アイのリアム・ギャラガー、制作中の新作は『モーニング・グローリー』以降、オアシスが作るべき作品だったと語る

ビーディ・アイのリアム・ギャラガーはバンドが制作中のセカンド・アルバムの内容はオアシスが『モーニング・グローリー』以降に作っておくべきだった内容になっていると『NME』に語っている。

リアムは制作中の新作についてバンドはまったく躊躇することなく果敢に試みを続けているが、オアシスはこういう作品を作るだけの勇気は持ち合わせていなかったと次のような発言に集約させている。

「このアルバムはオアシスが『モーニング・グローリー』以降作るべきだった内容になってるんだよ」

さらにリアムは次のように語っている。

「だからといって『ビィ・ヒア・ナウ』よりよくできているとか、なんだかんだと、そういうことを言いたいんじゃないんだ。俺は『ビィ・ヒア・ナウ』が大好きだし、別にケチをつけたくもないんだけど、それまでにアルバムを2千万枚も売ったとなると、さすがに『あの公式をちょっとなぞってみようか』って言い出す輩もいるわけなんだよ。だから、今作ってるようなアルバムを結局やらなかったことが俺にはちょっと残念なんだよ。でも、このファッキン新作はドアを真正面から蹴破って向こう側の世界へ全力で飛び出していくっていうものになってるんだよ」

また、2011年のデビュー作『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング』については次のようにリアムは振り返っている。

「ひょっとしたら、オアシスとの間が近すぎたのかもしれなかったのかもな。まあ、考え出したら、いろいろ理由は考えられるところだけど、とどのつまりはみんな買わなかったわけで、つまり、みんなにはわからなかった、あるいは繋がらなかったっていうことで、それで振り出しに戻ってみることになったんだよ」

今回の新作制作でバンドはTV・オン・ザ・レディオのデイヴ・シーテックをプロデューサーに迎えていることが伝えられている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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