マニック・ストリート・プリーチャーズ、20年前の日本ツアーは最高の体験だったと語る

マニック・ストリート・プリーチャーズ、20年前の日本ツアーは最高の体験だったと語る

12月5日にファースト・アルバム『ジェネレーション・テロリスト』の20周年記念盤をリリースしたマニック・ストリート・プリーチャーズが、発売中の『ロッキング・オン』2月号でロング・インタヴューに答えて語っている。

マニック・ストリート・プリーチャーズは当時、「デビュー・アルバムでNo.1を獲って解散する」と公言して物議をかもし、さらに彼らをバカにした『NME』の記者の質問に対してリッチー・エドワーズが腕にカミソリで「4REAL(マジだぜ)」と刻んで大流血するなど、アルバム発売前から多くの話題を生んでいた。当時、イギリス本国よりも先に彼らを熱狂的に受け入れた日本のファンとツアーに関して、ニッキー・ワイアーが次のように語っている。

「着いたら空港にはファンがいて、そこから車で……ジョイ・ディヴィジョンの“ジ・エターナル”をかけながら高層ビル街を走り抜けて、ジェームスとリッチーは窓から顔を出して、お互いに顔を見合わせて『これが人生最高の旅かもしれない』と思ってさ。クラブチッタでのギグ、あんな体験は初めてだった。ちょっとした地震くらいの、観衆があんなにも大狂乱する様子は見たことないね。日本滞在最後の夜に、“享楽都市の孤独”のヴィデオを撮って、次の日にはもう帰らなきゃいけないのがこの上なく悲しくてさ」

バンドは『ポストカーズ・フロム・ヤングマン』の次回作となる新作の制作を進めているが、リリースは2014年まで見送られている。

rockin'on2月号

『ロッキング・オン』2月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/76734
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