メタリカのラーズ・ウルリッヒ、制作中の新作について「ヘヴィー」で、「エネルギッシュ」で、「クレイジー」だと語る

メタリカのドラムのラーズ・ウルリッヒは制作中の新作は「ヘヴィー」で、「エネルギッシュ」で、「クレイジー」だと語っている。

2008年の『デス・マグネティック』に次ぐ新作を2014年にリリースすると明らかにしているメタリカだが、ラーズは新作の手応えについてメタル・ハマー誌に次のように語っている。

「昨日やってたものはヘヴィーに感じたし、エネルギッシュに感じたし、ラウドだったし、速かったし、ロックしてたし、クレイジーだったよ。ちなみにスネアも鳴っていたし、ギター・ソロもあったよ」

さらにラーズは次のように語っている。「今やってることはまさに4年前に終えたところからの延長になってるようにはもちろん感じるよ」。しかし、プロデューサーのリック・ルービンについてはあいまいで次のようにラーズは語っている。「リックのことは大好きだし、俺たちはみんなリックが大好きだよ。リックとはいつも連絡を取り合ってるし。今後のことはもうちょっと見守ってみる感じだね」。

なお、バンドはライヴ映像作品『ケベック・マグネティック』を12月26日にリリースするが、自身のレーベルを立ち上げたことをオフィシャル・サイトで先頃明らかにもしている。レーベルはブラッケンド・レコーディングスといって、これによりバンドは、これまでバンドがレコーディングや収録したすべてのアルバムと映像作品についてのマスター音源の所有権を完全に掌握し、今後のメタリカのリリースはすべてブラッケンドを通して行われることになるという。

今後、メタリカのカタログもすべてブラッケンド・レコーディングから再発されることになっていて、アメリカではワーナー傘下のライノ・レコードからリリースされ、アメリカ以外ではユニバーサルからリリースされることになるという。

バンドはレーベル立ち上げについて次のように説明している。「これまでも俺たちが同じことを1度か2度、あるいは何千回も語ってきたのをもう聞いたことがあるかもしれないけど、俺たちにとっては活動のすべての局面をどれだけ自分たちでコントロールできるかどうかが重要なことであり続けてきたんだ」。
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