デイヴ・グロール、ニルヴァーナ再結成ツアー説を否定

デイヴ・グロール、ニルヴァーナ再結成ツアー説を否定

デイヴ・グロールはニルヴァーナの再結成ツアーは予定していないと明らかにしている。

デイヴは12月12日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたハリケーン・サンディ被害支援ライヴの121212コンサートにポール・マッカートニー、クリスト・ノヴォセリック、パット・スメアらとともにニルヴァーナ再結成として出演し、新曲"Cut Me Some Slack"を披露したが、その後、デイヴはポールとは違う人物を歌手に立ててニルヴァーナ再結成を準備しているという噂が広まり、デイヴの広報がニューヨーク・ポスト紙に対してこの噂が「でたらめだ」と否定した。

その後、14日にもデイヴ一行は人気テレビ番組『サタデイ・ナイト・ライヴ』に出演したポールの出番にも客演して、"Cut Me Some Slack"を披露した。

もともと"Cut Me Some Slack"はデイヴが製作しているドキュメンタリー映画『Sound City』のサントラ曲で、デイヴは先頃、"Cut Me Some Slack"のスタジオ音源を公開し、『Sound City』のサウンドトラック『Sound City – Real to Reel』の詳細についても明らかにしている。それによれば、ポールとの共演曲以外にもフリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスとのコラボレーション曲"You Can't Fix This"やクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムとナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーと制作したトラックの"マントラ"などが揃っていることも明らかになっている。

サントラには他にもブラック・レベル・モーターサイクル・クラブのロバート・レヴォン・ビーンやフー・ファイターズのテイラー・ホーキンス、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのコラボレーターとして知られるアラン・ヨハネスらも参加している。

映画『Sound City』はフリートウッド・マックの『噂』やニルヴァーナの『ネヴァーマインド』など数々のロックの名盤を生みだしたロサンジェルスのサウンド・シティ・スタジオを扱った内容となっていて、来年の1月にサンダンス映画祭で世界プレミア上映を行う予定だ。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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