クラフトワーク、2月にロンドンで8夜連続アルバム再現ライヴを敢行

クラフトワーク、2月にロンドンで8夜連続アルバム再現ライヴを敢行

クラフトワークは来年の2月にロンドンのテイト・モダン現代美術館で8日間公演を行うことが明らかになった。

公演は2月6日から14日にかけてテイト・モダンのタービン・ホールで行われ、『1 2 3 4 5 6 7 8』と題されているが、今年の4月にニューヨークのニューヨーク近代美術館で行われた同名の公演と同じ内容となる。なお、クラフトワークは地元ドイツのデュッセルドルフでも同じ公演を1月に予定している。

公演では各日、バンドがそれぞれに呼応したアルバムの全曲を演奏し、それに合わせて3Dヴィジュアルも披露されることになる。公演の詳細は以下の通り。

1 – 'Autobahn' (1974) (February 6)
2 – 'Radio-Activity' (1975) (7)
3 – 'Trans Europe Express' (1977) (8)
4 – 'The Man-Machine' (1978) (9)
5 – 'Computer World' (1981) (11)
6 – 'Techno Pop' (1986) (12)
7 – 'The Mix' (1991) (13)
8 – 'Tour De France' (2003) (14)

今回の公演についてエイト・モダン館長のクリス・ダーコンは次のように語っている。

「テイト・モダンのタービン・ホールというのは、元々この施設が発電所であったことを考えれば、テクノロジーとエネルギーとリズムの試みを行ってきたクラフトワークにとってはうってつけな会場だと言えるはずです。音楽、映像、パフォーマンスを融合した今回の一連の公演はまさにゲサムクンストヴェルク(gesamtkunstwerk)、つまり、総合芸術作品と言えるものなのです」

クラフトワークの前回のイギリス公演は2009年に行われたが、この時のマンチェスター公演は屋内自転車競技場で行われ、『ツール・ド・フランス』のバンドの全曲ライヴの間、トラックではイギリス代表の自転車チームが走行を続けるというパフォーマンスが行われた。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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