ジャック・ホワイト、ザ・ホワイト・ストライプスが今でも恋しいと語る

ジャック・ホワイト、ザ・ホワイト・ストライプスが今でも恋しいと語る

ジャック・ホワイトはザ・ホワイト・ストライプスについて、いつまでも恋しく思うだろうと語っている。

今年に入って自身にとって初のソロ作品『ブランダーバス』をようやくリリースしたジャックだが、『エスクワイア』誌の取材に応えて次のように語っている。

「そりゃあ、ザ・ホワイト・ストライプスについてはこれまでもずっと恋しく思うはずだよ。たとえば、俺の親父はもう死んでるんだけど、それって親父が恋しいかって訊いてるようなもんだよ。恋しくて当たり前だし、ずっとそのまんまだよ。そうじゃないわけがないだろっていう」

他にジャックはセレブ中心のテレビ番組やツイッター文化などについての嫌悪感を次のように語っている。

「現代のセレブの行き着くところっていうのは、自分を最小公約数にしていくことでしかないんだよ。『ヘーイ、俺はきみとそっくりだぜ! ビールが大好き、アメリカン・フットボールも大好き!』っていうね。特にリアリティ番組なんかではセレブがそれを証明するためにどんなにみっともないことだってやってみせるというね」

「ツイッターっていうのも現代生活を最もよく体現したものだよね。俺としてはツイッターっていうのはコメディアンしかアカウントを持っちゃいけないと思うんだよ。なぜって、要するにツイートっていうのはただの一発芸だからだよ」

その一方で、ジャックは『ブランダーバス』からリリースした7インチ・シングル"アイム・シェイキン"のB面曲として収録した"Blues on Two Trees"ではラップに挑んでいて、ブルース・リフの演奏と「道路の脇に転がった木が3本/1本がわめきだす/俺たちこの先どうなるんだ?」といったラップを交錯させた楽曲となっている。

これまでジャックは自身のレーベル、サード・マン・レコードからプロデューサーとしてインセイン・クラウン・ポッシーやブラック・ミルクらのヒップホップ作品をリリースしているが、自らラップをレコーディングするのは初めてのことになる。

"Blues on Two Trees"を聴くにはこちらから→
http://soundcloud.com/thirdmanrecords/blues-on-two-trees
(c) NME.COM / IPC Media 2012
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