レッド・ツェッペリン、ホワイトハウスでオバマ大統領にその功績を称えられる

レッド・ツェッペリン、ホワイトハウスでオバマ大統領にその功績を称えられる

レッド・ツェッペリンはアメリカの文化と芸術への貢献を認められ、12月2日にホワイトハウスへ招待され、オバマ大統領にその功績を称えられた。

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズは他の今年の表彰アーティストらと共にホワイトハウスで行われたケネディ・センター褒賞式に出席したが、今年は他にバディ・ガイ、俳優のダスティン・ホフマン、テレビ司会者のデヴィッド・レターマン、そしてバレエ・ダンサーのナタリア・マカロワが表彰された。

オバマ大統領はツェッペリンを称えるにあたって、「ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズが60年代末に音楽シーンに殴り込んできた時、世の中はその重要性をまだまったくわかっていませんでした」と紹介した。

「ヴォーカリストの髪の毛は荒馬のたてがみのようで、その雄叫びは伝説の精霊のバンシーのようでもあり、ギタリストは衆人が呆気に取られるほどの天才で、多彩なベーシストはキーボードでもその才を発揮し、ドラマーはまるでそうしないと生きていけないという切実さでもってドラムを叩きました。

ある世代の人間は、ヘッドホンとレッド・ツェッペリンのアルバムさえあれば10代の苦悩を発散できたと言います。しかし、ジョン・ボーナムの死から32年を数える今となってもなお、ツェッペリンの遺産が生き続けていることをぼくたちはみな今享受しているのだとぼくは思います」

その後大統領は、ツェッペリンがかつて「ホテルの部屋を破壊しつくしてはありとあらゆる騒ぎを引き起こした」数々の歴史を踏まえ、この日ホワイトハウスではバンドがおとなしくして振る舞ってくれていることを感謝した。

最後に大統領は「ぼくたち全員を若い気持ちにしてくれて、特に若々しく見える人間の集まりでなくても充分にロックはやれるということを見せつけてくれたレッド・ツェッペリンに敬意を表して称えたいと思います」と締め括った。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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