ピーター・フック、ジョイ・ディヴィジョンの名曲について語る

ピーター・フック、ジョイ・ディヴィジョンの名曲について語る

元ジョイ・ディヴィジョンで元ニュー・オーダーのベースのピーター・フックは"ラヴ・ウィル・ティア・アス・アパート"の歌詞について初めて真剣に考えてみた時にいかに驚いたかについて語っている。

『NME』との動画インタヴューに応えたピーターは歌詞が「あまりに刺々しくて悪意に満ちていることに衝撃を受けた」と語っている。

「これは性急に書かれた曲だったんだよね」とピーターはさらに説明している。「正直言ってこの内容に踏み込んで分析してみたのは、自分で歌うようになってからなんだけど」と説明し、「とりあえず、この曲が自分に向けて書かれたものだったら本当に嫌だなあと思うよ」と語っている。

今回のインタヴューは『NME』の『ソング・ストーリーズ』シリーズの一環としてのもので、ピーターは他の有名なジョイ・ディヴィジョンの作品についても語っている。特にピーターが「ほとんど偏執的に歌われている」と説明する"トランスミッション"について「今でも誇りに思っている」と語っている。

また、ピーターはある記事の指摘についても触れていて、それによればジョイ・ディヴィジョンの"アトモスフィア"は葬式で最も頻繁に使われるロック・ナンバーのひとつだそうで、その一方でロビー・ウィリアムズの"エンジェルス"は最も頻繁に結婚式で使われるトラックなのだとか。これに触れてピーターは「本当に俺たちの方で"エンジェルス"を書きたかったなあって正直思ったりするよ」と語ってみせているが、それと同時にこの曲も誇りに思っていて自分の葬式でもかけてもらうつもりだと打ち明けている。

ピーターの動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/song-stories---peter-hook-on-joy-division/1990415188001

(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする