キラーズ、ライヴの中止についてスミスの歌詞を引用して謝罪

キラーズ、ライヴの中止についてスミスの歌詞を引用して謝罪 - ザ・キラーズ 最新作『バトル・ボーン』ザ・キラーズ 最新作『バトル・ボーン』

ザ・キラーズは11月13日にマンチェスターのMENアリーナで行ったライヴで4曲を演奏した時点で中止し、その翌日のライヴもキャンセルしている。

バンドはザ・スミスの1987年のシングル"アイ・スターテッド・サムシング"と88年のモリッシーの"スエードヘッド"の歌詞をそれぞれに引き合いにした謝罪文を声明としてフェイスブックで発表している。

「マンチェスターのみなさん、“ぼくたちは自分たちでは終えられないものを始めてしまった”ようで、“本当に、本当にごめんなさい”。今夜と明日のライヴの再調整を今つけているところです。新しい日取りが決まったらすぐにご報告するからね」

バンドはブランドンの声が出なくなってしまったためこの日のライヴを取りやめていて、ブランドンは次のように観客に伝えていた。

「こんなこと初めてのことだし、本当に申し訳ないんだけど、ここでやめなきゃならないんだ。ぼくが歌えないんだよ……他にどう言ったらいいのかわからないんだけど。申し訳ない。みんなが腹立たしいのはわかるけど、本当にごめん」

なお、15日と16日に予定されているロンドン公演は今のところ中止扱いにはなっていない。バンドとしてはマンチェスターのライヴは再調整する意向のようで、次のようにブランドンは語っていた。

「また出直して来ると約束するから。この町はぼくたちが一番来るのを楽しみにしていたところだからね。ぼくたちの音楽的故郷だし、それだけに申し訳なく思っているよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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