ストーン・ローゼズのジョン・スクワイア、ジミー・ペイジを現存する最も偉大なギタリストと語る

ストーン・ローゼズのジョン・スクワイア、ジミー・ペイジを現存する最も偉大なギタリストと語る

10月12日にロンドンのハマースミス・アポロで行われたレッド・ツェッペリンの『祭典の日(奇跡のライヴ)』のプレミア上映会に出席したザ・ストーン・ローゼズのジョン・スクワイアは、ジミー・ペイジについて「現存する最も偉大なギタリスト」と語っている。

2007年にロンドンのO2アリーナで行われたライヴ映像を収録した『祭典の日(奇跡のライヴ)』の12日のプレミア上映会はチケット完売の盛況となったが、07年のライヴも観たジョンは『NME』に「とてつもないライヴだったことをこの映画を観てまた確認できてとてもよかったよ。ぼくのなかでは、ぼくが初めて観たライヴとなった1977年のザ・クラッシュと並ぶ最高のライヴとなってたからね」と語っている。

10代の頃からジミー・ペイジを見上げてきたのかという問いにジョンは「いや、もっと後のことで80年代に入ってからだね」と説明している。「ロックの恐竜は聴いちゃいけないっていう、パンク・ロックのお決まりのフレーズを最初は真に受けてたから。でも、ぼくが聴き込んでたパンク・ロッカーたちも全員、実は古いロックを聴いてたって今のぼくはよく知ってるけどね」。

さらにローゼズとしてのアルバムはどうなっているのかという問いにジョンは「アルバムってどのアルバム?」と切り返し、「曲なら取り組んでいるけど、アルバムはまだ制作していないよ」と説明している。

また、上映が始まる前のこの日のレッド・カーペットでは、ジミー・ペイジはジョン・スクワイアについて訊かれて夏にローゼズのライヴを観てジョンについて「直感的なギタリストで、その瞬間を生き切っているね」と称えた。この発言についてジョンは「どんなミュージシャンからも褒めてもらえれば嬉しいとぼくは思うけど、ジミー・ペイジからそう言われることはまさに絶賛されたに値するよ」と感想を語っている。

この日の上映会には、ポール・マッカートニー、アーティストのデミアン・ハースト、カサビアンのサージ・ピッツォーノ、水泳選手のマーク・フォスター、フォールズのヤニス・フィリッパケス、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーとバリー・カドガンと新メンバーのシモーヌ・バトラーらが出席した。上映会ではジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズの3人による挨拶があり、上映後はアフターショー・イヴェントに続いて夜更けまで宴会が行われた。オリジナル・ドラマーのジョン・ボーナムの息子で07年のライヴでドラムを務めたジェイソン・ボーナムは出席しなかった。

『祭典の日(奇跡のライヴ)』は11月21日にリリースされるが、この作品の全世界同時のプレミア上映が10月17日、18日に決定していて、全世界1500館、日本でも40館以上の劇場でプレミア上映されることになっている。

『祭典の日(奇跡のライヴ)』のセットリストは以下のとおり:
1. グッド・タイムズ・バッド・タイムズ  (Good Times Bad Times)
2. ランブル・オン (Ramble On)
3. ブラック・ドッグ (Black Dog)
4. 死にかけて (In My Time Of Dying)
5. フォー・ユア・ライフ (For Your Life)
6. トランプルド・アンダー・フット (Trampled Under Foot )
7. 俺の罪 (Nobody’s Fault But Mine)
8. ノー・クォーター  (No Quarter)
9. 貴方を愛しつづけて (Since I’ve Been Loving You)
10. 幻惑されて (Dazed And Confused)
11. 天国への階段 (Stairway To Heaven)
12. 永遠の詩(The Song Remains The Same)
13. ミスティ・マウンテン・ホップ (Misty Mountain Hop)
14. カシミール (Kashmir)
15. 胸いっぱいの愛を (Whole Lotta Love)
16. ロックン・ロール (Rock And Roll)

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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