モリッシー、もはや新曲はユーチューブでしか存在しえないと語る

モリッシー、もはや新曲はユーチューブでしか存在しえないと語る

10月5日からアメリカ・ツアーを開始したモリッシーだが、相変わらずレーベルは不在のようで、まだしっかりしたレーベルとの契約に固執しているのかというビルボード誌の問いに次のように答えている。

「固執しているけれども、今ではぼくは新しい楽曲群が、もうさして新しくもなくなってきているんだけど、とにかくこうした楽曲群がもはやユーチューブという枠内でしか存在しえないのかもしれないということを受け入れつつあるんだ。ステイタスと力を持ったレコード会社とのまともなレコーディング契約にありつく自分の姿を想像できるだろうか? できないね。今のぼくには雷に打たれてしまう確率の方が高いと思うよ」

『イヤーズ・オフ・リフューザル』までは新作なしにツアーをすることは滅多になかったのになぜ、契約にありつく前にツアーをするのかという問いには次のように答えている。

「なぜかというとたくさんの人々にぼくは好かれているからだよ」

そのほかにはザ・スミス再結成説を否定し、かつてのザ・スミスの楽曲のなかには53歳のティーンエイジャーのような気分になるものもあるので、そういう楽曲はライヴでは取り上げたくないこと、また、先頃書店で昏倒した高齢者の婦人の介抱したことについて触れ、共和党のサラ・ペイリンだったら介抱はしなかっただろうと語った。また、自分がステージに駆け上って抱きつきたいアーティストがいるとしたら誰になるかという問いに次のように答えている。

「カーク・ダグラスだよ。冗談で言っているんだと思うんだったら、違うからね」
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