フー・ファイターズ、活動休止をほのめかす

フー・ファイターズ、活動休止をほのめかす

フー・ファイターズのデイヴ・グロールは今後バンドがしばらく一線から退くことをほのめかしている。

9月29日にニューヨークのセントラル・パークで開催されたグローバル・シティズン・フェスティヴァルに出演したバンドは、6万人の観衆を前に「これで最後だよ」と語ったと『ビルボード』誌が伝えている。

この日のセットの4曲目となった"ラーン・トゥ・フライ"の演奏に入る前にデイヴは次のように語った。「あんまり大袈裟な話にはしたくないんだけど、このライヴが終わるともうライヴが予定がないんだよね。だから、これで最後だよ。正直言って、またいつ活動を再開させるかはわからないだけにね、これが今のところ最後として最もふさわしい場所かなっていう」

その後、"マイ・ヒーロー"、"タイムズ・ライク・ジーズ"、"オール・マイ・ライフ"、"ベスト・オブ・ユー"と披露し、"エヴァーロング"でライヴを締め括ったデイヴは観客にさらにこう伝えた。「いつかはまだわからないけど、またね」

デイヴは今年のレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルにも出演した際にもイギリス公演はこれで最後だということで「これでしばらくは最後になるよ」と観客に伝えていた。

なお、29日に行われたグローバル・シティズン・フェスティヴァルのライヴではニール・ヤングの出番にデイヴやザ・ブラック・キーズのダン・オウアーバックが共演する一幕もあった。今回のフェスは国連総会に合わせた日程として組まれていて、無料チケットを入手するには貧困、マラリア、児童死亡率などの世界の諸問題のヴィデオを観ることによってポイントを稼いでそれと引き換えになるという仕組みになっていた。

オフィシャル・サイトには7万1千人が登録したとのことで、350万ものヒットを記録したとのことだ。また、ライヴの無料チケットは6万人分が発行されたとのことだ。


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