ステージで激高したグリーン・デイのビリー・ジョー、薬物濫用の治療を受けるリハビリへ

ステージで激高したグリーン・デイのビリー・ジョー、薬物濫用の治療を受けるリハビリへ - グリーン・デイ『ウノ!』9月26日発売グリーン・デイ『ウノ!』9月26日発売

グリーン・デイのビリー・ジョー・アームトストロングがドラッグ・リハビリ施設に入所したことが9月23日に明らかになっている。

バンドはこの2日前の9月21日にラスヴェガスで開催されたアイハートラジオ・フェスティヴァルに出演したが、そのステージ中にビリーが突然ギターを叩き壊してステージを降りてしまったことが伝えられていた。

その後バンドのオフィシャル・サイトでは次のようなメッセージが掲載された。「ビリー・ジョーは薬物濫用の治療を受ける予定になっています。みなさんには、グリーン・デイの出番は決して(フェスの開催者の)クリアー・チャンネルによって短縮されたわけではないことをお伝えしたい次第です。ラスヴェガスのアイハートラジオ・フェスティヴァルで不快な思いをされたみなさまには深くお詫び申し上げます」。

ビリーは21日のライヴで会場の電光掲示板に1分と表示されたのが目に入った時、これが自分たちの持ち時間のことだと勘違いし、自分たちの持ち時間が削られたと思い込んだようで、突然、逆上してライヴを中断。「もういいよ、今の。新曲やらせてもらうから。残り1分だってよ。俺に残されたのは後たった1分なのかよ!」と逆ギレ。

「ひとつ言わせてもらうけどさ、俺は198ファッキン8年からプロでやってんだよ。その俺にあと1分? 冗談も休み休みに言えってんだよ! 冗談ぶっこいんてんじゃねーぞ。どういうことだよ! 俺はファッキン・ジャスティン・ビーバーなんかとは違うんだよ、このクソバカ野郎!」

そのままビリーはギターをステージに叩きつけて叩き壊し始め、最後に「1分だってよ。みんな愛してるよ。またな」と言い捨ててステージを降りた。

バンドは9月26日に待望の新作『ウノ!』をリリースするが、9月末まで予定されているテレビやフェス出演やライヴは中止になると発表されている。また、バンドは11月に『ドス!』、来年1月に『トレ!』をリリースしていく予定になっている。

なお、バンドは11月から2月まで北アメリカ・ツアーに乗り出すが、来年の6月1日にはロンドンのエミレイツ・スタジアムでの公演も決定している。

グリーン・デイのアイハートラジオ・フェスティヴァルの模様はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=g9zogQOmQVM

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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